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2003年07月01日
千代田区が歴史的建造物指定と保存事業を開始


 7月1日の今日は千代田区が23区で初めて歴史的建造物指定と保存事業を始めたので、それを調査してきました

  千代田区が建築後50年以上経過している建物およそ900件から、歴史的景観、地域のランドマーク性・デザイン性の三点をもとに38件選び出し、歴史的建造物の指定と保存事業を開始しました。元々千代田区は平成10年に「景観まちづくり条例」を制定しましたが、先月からその一環として、この事業が始まったそうです。
 「具体的な保存事業としては規制や罰則を設けず、ゆるやかに保存することが第一の目的。保存のために工事が必要な場合は半額(上限500万円)を区が負担。必要に応じて建築家の専門家を派遣。指定を受けただけで、縛るということはない」と千代田区まちづくり推進部建築指導課坂本 卓造さんは話していました。

  ただ指定を受けた人のお話は、「もう償うのは手遅れ。町並み自体は壊れている。ただ指定をすることで、一般の人も街づくり、町並みに目を向ける それ自体は非常に結構」 と、複雑な心境はあるそうです。

 行政の運動が市民に届くのは大変でしょうが、地道な運動で一歩一歩進むのが確実なんじゃないでしょうか。


       リポーター 泉 貴子さん 
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