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2002年12月16日
偽札鑑別器で世界が注目!〜「松村エンジニアリング」

スペシャルウィークの今週は、好評企画「世界レベルの中小企業」第3弾!
初日の今日は超高性能の偽札鑑別器で世界の注目を集める「松村エンジニアリング」を取材しました。

リポーターは泉貴子が担当しました。

ここ数年世界的に偽札事件が増加していて、特に「ドル紙幣」に関しては、世界中に4000種類もの偽札が存在していると言われています。
特に最近は偽造レベルが向上し、専門家でも本物と区別がつかない精巧な偽札も増えています。そんな中で、世界中の銀行、空港、ホテル、捜査機関などで採用され、世界最高レベルの評価を得ているのが、「松村エンジニアリング」の偽札鑑別器です。

社員70名ほどの松村エンジニアリングが、これほど高い評価を受ける鑑別器を作れるのはなぜなのでしょうか?
松村社長はその秘密を「世界で一番、偽札のデータを多く持っているからだ」とおっしゃっていました。
これまでの鑑別器は、本物の紙幣のデータを入れておいて、それと合致しないものを偽札とはじいていました。しかし、最近の精巧な紙幣にはその方式は通用しません。本物のデータの精度を上げすぎると、本物でも折り目の付いた紙幣などがはじかれてしまいます。そこで松村エンジニアリングは、本物のデータに加えて、精巧な偽札についてのデータを入力する方式を開発しました。粗悪な偽札は本物との照合でチェックし、精巧な偽札については、偽札情報と一致するかどうかでチェックするというわけです。
そこで、どれだけ偽札のデータを集められるかが勝負になります。松村社長は偽札を求めて、世界を放浪。東南アジアの某国では、身近で殺人事件が頻発するという危険地帯に潜入。命がけで偽札情報を入手したこともありました。

敬虔なクリスチャンでもあり正義感に燃える松村社長は「偽札の存在は許せない、どんな偽札でも見破ってみせる」と意気込みます。一方、あまりにも見事な偽札に対しては「敵ながらあっぱれ」という気持ちになることも。

そんな情熱が世界レベルの技術を支えているんですね。

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