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2002年10月21日 |
世界最小!最軽量!1/100万gの歯車を実現〜「樹研工業」 |
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大好評企画「世界レベルの中小企業」シリーズ第2弾、初日の今日は愛知県豊橋市の「樹研工業」を紹介しました。
リポーターは泉貴子さんです。
樹研工業は超小型のプラスチック部品で世界最高レベルの技術を持つトップメーカー。松浦元男社長のもと、今年6月には、なんと直径0.149ミリ、重さ100万分の1グラムという世界最小、最軽量のプラスチック製歯車の開発を実現しました。
しかしこの歯車、あまりにも小さく過ぎて今のところ使い道がないそうです。それでは意味がないじゃないかと思いきや、高度な技術力が世界中の話題になり、欧米の有名企業からも注文が来るようになったそうです。
売れるはずのないものを開発することで、ビジネスチャンスをつかむ。そんな大胆な策をとれたのも中小企業ならでは。日本の技術開発の9割は中小企業によるものだと、松浦社長は胸を張ります。
そんな自負を支えるのが、樹研工業の誇る超一流の技術者たち。しかし、そんな彼らを採用する時のルールはなんと「先着順」。「どんな人でもプラス面がある」というのが松浦社長の信念。「2年落第した人は、同級生が3倍いる。これは人脈だ」「バイクを乗り回していた人は、メカに強い」「変わっているぐらいの方が良い職人になる」、、、。とにかくプラス思考でその人の良さを引き出します。
毎日工場を回って従業員と触れ合うのが松浦社長の日課。
みんなが「ほら、社長すごいでしょう?」と試作品を見せたりしていました。社長は口では「金にならないものばかり作りやがって!」と言いながら、笑顔で報告を聞いていました。この雰囲気が、常に大胆に世界最高を目指す「樹研工業」の原動力になのだと思いました。
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