今週の現場にアタックは「世界レベル日本の中小企業」を特集します。 火曜日の今日は紙幣計算機の真空ポンプ、シェア世界一の三津海(みつみ)製作所のお話です。
担当は白井京子です。
場所は大田区の東蒲田にあります。社員数は30人程で、年商は5億円近く稼ぎ出す、超・優良企業なんです。
こちらで作っている真空ポンプとは、名前の通り真空にして空気を抜くポンプのこと。 焼肉の煙を吸い取る機械や歯医者で患者の唾液を吸い取る機械などに使われています。 さらに紙幣を吸い付けて数える紙幣計算機にも使われています。 この三津海製作所ではその紙幣計算機に使われている真空ポンプが、世界の6割で使われているそうです。 社長の渡邊陽次さんに工場を案内して頂きました。
工場には組立てを終え、出荷を待つ真空ポンプがズラ〜リ! 真空ポンプって初めて見ましたが、こういうものだったんですね!
応接室に場所を移し、お話を伺いました。 写真中央が社長の渡邊陽次さん。そして向かって右側が息子さんで専務の幸一さん。
三津海製作所、ここまで来るのに様々な困難を乗り越えてきました。 そのつど、アイディアを絞り、技術力を高めてゆきました。 そんな苦労が世界一の会社になった理由のようですね。 以上、東蒲田の三津海製作所からお送りしました。