8月6日の現場にアタックは、ビルのテナント賃料を代行して値下げする「値下げ屋」を取り上げました。
担当は白井京子です。
「値下げ屋」は、今年の3月に設立された、株式会社イノベーショントラスト。テナント賃料が高止まりしている中、テナントの借り主の側にたって、代行して交渉します。
株式会社イノベーショントラスト副社長の井上浩一郎さんが語ってくれました。
このイノベーショントラスト、元銀行員、弁護士、不動産鑑定士で構成されるスペシャリスト軍団。
賃料の値下げ交渉に望むに当たってまずは、独自の「賃料査定報告書」を作成します。
この報告書に基づき理論武装します。さらに、依頼主と適正な価格を話し合い、ちょうどいい落としどころを見つけ、それからテナントの貸し主と交渉を始めます。
ここでポイントとなるのは、法外な値段まで無理矢理下げるのではなく、あくまで適正な価格に落とすと言うことです。
値段が下がることにより、借り主が高いと言ってテナントから出ていくことを防ぎ、テナントの貸し主にとってもメリットがあるそうです。
賃料の値下げで貸し主、借り主両方を救うことになるということでした。
放送では、テナントだけでなく、マンションの家賃なども対象にしてほしいという声も挙がっていました。
う〜ん、やはり時代でしょうか・・・
以上、白井京子がお伝えしました。
レポーター 白井京子