キャイ～ンの
おのれっ、この…傾奇者がぁ～！！

放送日時
毎週月曜日 21時20分～22時00分

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メール： onore@tbs.co.jp

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放送日 2013年4月1日

第１回

その名は雲！の巻

桐本琢也、荒井聡太、牛田裕子、山本圭一郎、
滑川洋平、新井良平、半田裕典、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

戦国時代末期。
米沢で隠居生活をする前田慶次が
月を見ながら直江兼続のことを語りだす･･･。

天正四年、秋。
上杉・織田の両家は、水面下で睨みあい、
互いに討伐の機を窺う緊迫した状況下にあった。
そんな情勢の中、織田信長が築城中の安土に
旅の僧侶の姿をしたひとりの男が現れた･･･。

放送日 2013年4月8日

第２回

越後のはぐれ龍！の巻

桐本琢也、荒井聡太、牛田裕子、渡辺美佐、大友龍三郎
岸野幸正、滑川洋平、新井良平、半田裕典、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

旅の僧侶に化け、織田信長が築城中の
安土の町に入った樋口与六。
しかし、盗賊を撃退したのをきっかけに
町中の話題となる。

そして、与六の素性は、
与六が一夜を共にした「くのいち」
志乃の雇い主にも知られてしまう。

その男こそ、後の天下人　羽柴秀吉であった･･･。

放送日 2013年4月15日

第３回

微笑みの出立！の巻

桐本琢也、荒井聡太、牛田裕子、
滑川洋平、新井良平、半田裕典、
藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

天下布武を唱える織田信長を一目見ようと、
越後を出た樋口与六。

坊主のなりで安土の町に入るが、
盗賊たちを成敗し、街中で噂になってしまう。
そこで知り合った遊女・志乃から信長の噂を耳にし、
ますます会ってみたくなる与六。
しかし、その志乃こそが
信長の家臣・羽柴秀吉のお抱えくの一だった。

与六は、越後上杉の武士として信長に会いに行くことを
決意する。

放送日 2013年4月22日

第４回

羅刹、信長！の巻

桐本琢也、荒井聡太、大場真人、岸野幸正、
滑川洋平、新井良平、半田裕典、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

天下布武を唱える織田信長に会うため
越後・上杉の武士として正装し
築城中の安土山を訪れた樋口与六。

麓で衛兵に捕らえられそうになるが
普請奉行の羽柴秀吉の仲介で登城を許可される。

築城中の安土山を天守へと登る最中
年老いた人足とともに石を運ぶ
ひとりの男に呼びとめられる･･･。

放送日 2013年4月29日

第５回

天が望む漢！の巻

桐本琢也、大場真人、牛田裕子、
滑川洋平、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

上杉謙信の近習であると身分を明かし、
安土城に足を踏み入れた樋口与六。

人足に交じって普請作業に勤しむ信長の姿に
愕然とする。

信長の太刀が与六の首を狙う。

しかし、策を弄せず、
ただひたすら己を見物に来たことを知った信長は、
与六に興味を抱く。

放送日 2013年5月6日

第６回

新しき時代！の巻

桐本琢也、荒井聡太、大場真人、岸野幸正、
半田裕典、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

築城さなかの安土山で信長と対面した樋口与六。

与六に興味を示した信長は、
越後への土産を渡したいと秀吉に告げる。
まるでそれを楽しむかのような信長。
秀吉はかつてない波乱の幕開けを予感した。

放送日 2013年5月13日

第７回

茂助の戦！の巻

桐本琢也、荒井聡太、牛田裕子、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

信長と対面し安土城下へ戻った樋口与六。

無事に帰還し宴が繰り広げる中、
茂助の女房が権左らに殺されたことを知る。
権左はかつて与六が片目をつぶした盗賊。

仇討ちに向かう茂助。
そこに加勢する与六。
今まさに与六は百人を相手に戦を仕掛けようとしていた。

放送日 2013年5月20日

第８回

いくさ人！樋口与六の巻

桐本琢也、荒井聡太、岸野幸正、
山本圭一郎、滑川洋平、半田裕典、
藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

盗賊・権左たちに女房を殺された茂助。その仇討の助っ人を買って出た与六。
上杉謙信仕込みの類まれなる戦闘術で
百人あまりの盗賊一味を壊滅させてしまう。

その一部始終を見ていた秀吉。
信長が与六に一目置いたことに納得する。
そしてその信長が渡そうとする越後への土産を楽しみにする。

放送日 2013年5月27日

第９回

信長の土産の巻

桐本琢也、大場真人、塩屋浩三、
岸野幸正、大坪康亮、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

信長から越後への土産と檜扇を渡された与六。

その土産こそ、上杉謙信を神から人へと貶める罠だった。

与六が越後へと向かったその頃、
再会に胸を膨らませ、
舞い落ちる木の葉を眺めている女がいた。志乃である。

放送日 2013年6月3日

第10回

越後へ！！の巻

桐本琢也、荒井聡太、岸野幸正、
牛田裕子、劉セイラ、藤沢としや、

ナレーション･･･小松由佳

信長から越後への土産として檜扇を渡された与六。
その檜扇こそ、与六の真の母の形見だった。

与六は茂助を従え、越後へと帰ることになる。
信長の罠ともいえる土産を携えて。

その若き胸の内に、揺るぎない義の心が芽生える事になる。

放送日 2013年6月10日

第１１回

義の父・樋口惣右衛門　！の巻

桐本琢也、荒井聡太、
田中秀幸、藤沢としや、

ナレーション･･･小松由佳

信長から越後への土産として檜扇を渡された与六。
その檜扇こそ、与六の真の母の形見だった。

そして今まさに、
己の出生の秘密を確かめるべく、
与六は越後へと戻るのだった･･･。

放送日 2013年6月17日

第１２回

十六年前の秘密の巻

桐本琢也、田中秀幸、渡辺美佐、
高塚正也、矢田耕司、大坪康亮、
藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

織田信長から土産と称して渡された亡き妙姫の檜扇。
それこそ真の母の形見であると告げられ、
出生の秘密を知る与六。

そして今まさに真の父が明かされようとしていた。

樋口惣右衛門は与六をつれ、林泉寺にいた。
そこには与六出生の秘密を知る上杉謙信の姉、
仙桃院がいるのである･･･。

放送日 2013年6月24日

第１３回

月に照らされる雲の巻

桐本琢也、大友龍三郎、矢田耕司、
荒井聡太、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

与六は己の出生に纏わる真相を確かめるべく、
父の惣右衛門、そして仙桃院と再会した。

そこで自身が謙信の実子であることを告げられる。

越後の盤石を守る為、
義によって育まれたことを誇りに思う与六。

己の出生の秘密を知った与六が、
今新たな気持ちで謙信に会おうとしていた･･･。

放送日 2013年7月1日

第１４回

固き絆！！の巻

桐本琢也、矢田耕司、前田　愛、
山本圭一郎、小杉史哉、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

能登七尾城に迫る上杉軍。

だが七尾城は天嶮の要害、
容易に攻め落とせる城ではなかった。

それを見越して城主・畠山は籠城し、
信長の援軍を待っていた。

謙信は七尾城を見下ろせる石動山城に
重臣・直江景綱らの軍を配するが…。

放送日 2013年7月8日

第１５回

与六の帰還　！の巻

桐本琢也、石川英郎、服巻浩司、
金本涼輔、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

天正四年、電撃的に成立した一向一揆との和解は、
越後の龍・上杉謙信を上洛へと解き放った。

謙信は越中へなだれ込みこれを一気に平定。
さらに加賀と能登に進軍。
能登の本拠地・七尾城の支城をことごとく陥落させ、
勢いそのままに、一路天嶮の要害・七尾城へと迫っていた。

そして、上杉景勝は七尾城を見上げる麓に陣を構え、
使番の伝令を聞いていた･･･。

放送日 2013年7月15日

第１６回

諸白の絆の巻

桐本琢也、石川英郎、前田　愛、
矢田耕司、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

雪がやみ、陽の光が辺り一面を白く照らす。

山の上で陽の光を反射し、白く輝く七尾城。
それを見上げている上杉景勝と樋口与六。

そこへやって来る直江景綱の娘、お船。

手にした盆の上には、杯2つと、
大和の「諸白の名酒」があった･･･。

放送日 2013年7月22日

第１７回

名もなき出会い！の巻

桐本琢也、岸野幸正、岡本寛志、江川央生、
荒井聡太、半田裕典、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

上杉謙信の実子でありながら、
その養子・上杉景勝の家臣として天下取りを目指す樋口与六。
与六は今、七尾城攻略に挑む上杉軍の中にいた。

その頃、織田信長は柴田勝家を大将として
四万の軍勢を加賀に侵入させる。

援軍に加わる秀吉の軍勢。
その中に、後ろ向きに馬に乗り思案に暮れる武将がいた。
石田佐吉、のちの石田三成であった･･･。

放送日 2013年7月29日

第１８回

毘沙門天のいくさの巻

桐本琢也、大友龍三郎、大場真人、高塚正也、
半田裕典、金本涼輔、小川慎太郎、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

上杉勢に包囲された能登・七尾城。
信長は七尾城への援軍として柴田勝家を大将とした
四万の軍勢を加賀に侵入させた。

しかし、織田の軍勢は能登の七尾城、末森城が
落城した情報を得ていないばかりか、
上杉軍が加賀近くの松任城に着陣していることも知らなかった。

放送日 2013年8月5日

第１９回

軍神・上杉謙信！の巻

桐本琢也、大友龍三郎、石川英郎、江川央生、
荒井聡太、小川慎太郎、半田裕典、金本涼輔、
藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

七尾城を攻め落とした上杉軍。

七尾城が落城しては、
もはや能登に進軍する意味がなくなった信長軍は
上杉軍もそのことを承知で、
これ以上は攻めて来ないと織田の重臣たちは考えていた。

柴田勝家を総大将とする織田勢は、
月夜の中、手取川に向かって後退した…。

放送日 2013年8月12日

第２０回

父との別れの巻

桐本琢也、緑川　光、徳山靖彦、中　友子、
金本涼輔、半田裕典、小川慎太郎、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

神業の如く織田軍を退けた上杉謙信であったが、
天正六年三月九日、謙信は倒れた。
脳卒中とも言われている。

まさに男盛りの満四十八歳。
思わぬ事態に春日山城内は慌ただしかった･･･。

放送日 2013年8月19日

第２１回

毘沙門天の導きの巻

桐本琢也、石川英郎、徳山靖彦、
堀　之紀、渡辺美佐,藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

謙信の突然の逝去により、上杉家では後継者を巡り、
景勝派と景虎派に分裂していた。

その中に、北条家を後ろ盾にした景虎に付き、
上杉を乗っ取ろうと目論むものがいた。

遠山康光である･･･。

放送日 2013年8月26日

第２２回

決意の開戦！の巻

桐本琢也、緑川　光、徳山靖彦、神島正和、半田裕典、金本涼輔、小川慎太郎、藤沢としやナレーション･･･小松由佳

天正六年三月十三日。上杉謙信が急逝。これにより、一枚岩だった上杉の体制は、景勝側と景虎側の勢力に二分された。謙信亡き後、与六は民への仁愛を貫く義は、景虎になしと判断。家格が低い事を理由に坂戸に帰ろうとする景勝を導き、まさに越後を盗らんと動き始める。一方景虎は、側近の遠山康光らと共に越後乗っ取りの手筈を整えていた･･･。

放送日 2013年9月2日

第２３回

使者・樋口与六の巻

桐本琢也、石川英郎、渡辺美佐、徳山靖彦、中尾良平、荒井聡太、小川慎太郎、金本涼輔、半田裕典、藤沢としやナレーション･･･小松由佳

謙信の葬儀が終わった直後、春日山城の本丸を占拠した樋口与六。それに対抗した景虎方は御館に陣を構え、北条家と武田の援軍を待っていた。形勢不利とみた景勝は、ある奇策に運命を託す･･･。

放送日 2013年9月9日

第２４回

勝軍地蔵の絆！の巻

桐下琢也、大友龍三郎、荒井聡太、佐藤正治、藤沢としやナレーション…小松由佳

春日山の本丸を占拠した景勝方に対し、
景虎方はその麓にある御館に陣を構え、
北条と武田の援軍を待っていた。

着々とすすむ景虎方の包囲網に危機感を抱いた景勝は、
与六の策にすべてを託す。
それは上杉と武田が同盟を結ぶという奇策だった。

謙信の姿を模して単騎武田軍に乗り込んだ与六。
見事武田勝頼の信頼を得、武田軍を友軍につけた。

そして、春日山へ戻る道中、謎の集団が与六に襲いかかる。

放送日 2013年9月16日

第２５回

夢の続き！の巻

桐本琢也、佐藤正治、坂口哲夫、
阿座上洋平、川上晃二、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

天正六年九月。
景虎方の援軍として北条軍はついに越後に進軍。
景勝の本拠上田の坂戸城を攻める。
しかし、上田衆の抗戦に手こずり、
更に、武田軍が景勝方の援軍に加わった為、戦線は膠着状態。
ついに越後は冬を迎え、北条軍は撤退した。

越中・魚津城。
ここに智勇兼備の武将で上杉謙信に重用された
河田長親がいた･･･。

放送日 2013年9月23日

第２６回

己との誓いの巻

桐本琢也、緑川　光、徳山靖彦、
佐藤正治、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

勝方と景虎方で争われている上杉・御館の乱。

武田の援軍を待つ景虎方だったが、
与六によって武田は景勝方に付いてしまい、
頼みの綱は北条勢のみ。

御館に籠る景虎と遠山康光は、
予期せぬ戦況に愕然としていた。

放送日 2013年9月30日

第２７回

乱は終わらずの巻

桐本琢也、石川英郎、前田　愛、佐藤正治、
荒井聡太、川上晃二、半田裕典、阿座上洋平、
藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

上杉謙信亡き後、上杉家を二分した御館の乱。
しかし、景虎の自刃を以て、景勝方が勝利した。

そして、与六は樋口兼続と名を改め、
上杉家の家老となった。

上杉景勝は、兼続に改めて確かめたいことがあった･･･。

放送日 2013年10月7日

第２８回

我は直江兼続！！の巻

桐本琢也、石川英郎、前田　愛、
渡辺美佐、半田裕典、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

御館の乱の後、
上杉内には恩賞を求め叛乱を起こす者が続出。

その背後には、越後を混乱に陥れ奪おうとする
織田信長の謀略があった。

しかしこの謀略の飛び火が、
信長も予期せぬ事態へ上杉を導いていく･･･。

放送日 2013年10月14日

第２９回

愛の前立ての巻

桐本琢也、前田　愛、佐藤正治、
堀　秀行、荒井聡太、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

天正十年三月。柴田勝家を総大将とする織田軍四万が、上杉の越中支配の拠点・魚津城を包囲した。

これは魚津城の救援に上杉軍が向かった隙に、
春日山城を攻め落とすという信長の軍略だった。

そのことを知った兼続は、
越後から上野へ抜ける三国峠を調べていた。

放送日 2013年10月28日

第３０回

巨馬の漢（おとこ）！の巻

桐本琢也、石川英郎、佐藤正治、
神島正和、私市　淳、新井良平、
小川慎太郎、前田邦宏、
藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

織田信長は、上杉の越中支配の拠点・魚津城を包囲し、
その救援に向かう上杉軍が、春日山城を手薄にしたところを
攻めるという策に討って出た。

一方、上杉の軍師・直江兼続は、
主君・景勝らが魚津城救援に向かうことで、
信長方を春日山城におびき寄せ、
景勝らはすぐさま大返しをして背後から撃つという策を
打ち出す。

しかし、これは景勝らが戻ってくるまで、
春日山城を死守せねばならないという
大きな賭けでもあった･･･。

放送日 2013年11月4日

第３１回

いくさ舞！の巻

桐本琢也、荒井聡太、藤本たかひろ
新井良平、大坪康亮、小川慎太郎
前田邦宏、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

魚津城へ救援に向かったと思わせ春日山城へ戻る
景勝の軍勢。

それを知らない信長方・森長可の軍勢は
手薄となった春日山城に迫っていた。

その春日山には上杉の若き軍師・直江兼続が、
わずか三百の兵を従え待ち受ける。

それは景勝の軍勢が戻ってくるまで、
持ちこたえねばならないという大きな賭けでもあった。

放送日 2013年11月5日

第３２回

新たな漢花！の巻

桐本琢也、荒井聡太、前田　愛、
川津泰彦、堀　秀行、麻生智久、
宮崎寛務、大坪康亮、藤沢としや

ナレーション･･･小松由佳

直江兼続率いる三百の兵は、
春日山城に迫る森長可の軍勢と相対した。

景勝率いる上杉の大軍勢が戻ってくるまで
持ちこたえねばならぬ必死の抗戦である。

若き大将を頼りなく思っていた三百の兵も、
兼続の勇猛果敢な働きを見て、奮い立った。

そして、さらに加勢が入った。

お船を始めとする与板城の家臣たちだった。
その奇襲を受けた森長可の先鋒隊は、
一時退却を余儀なくされた。

放送日 2013年11月11日

第３３回

今日からの天意の巻

桐本琢也、石川英郎、前田　愛、
荒井聡太、牛田裕子、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十年三月。
信長の配下・柴田勝家を総大将とする魚津城の戦いにおいて、
直江兼続は捨て身の策で織田勢を迎え撃つも、
その乾坤一擲の策は前田慶次により看破された。

越後は死守できたものの、
魚津城を孤立させてしまったことを兼続は後悔していた。

直後、魚津城の守将たちが天主に火を放ち、
十三名がすべて自刃、
城兵三千も討ち死にしたとの報せを受けた。

これより柴田勢が一気に攻め上がってくる恐れがあった。

放送日 2013年11月18日

第３４回

人の世の裏の巻

桐本琢也、石川英郎、岸野幸正、
岡本寛志、牛田裕子、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

魚津城が柴田勝家に落とされ、
上杉を救う為に残された策は織田との和議の道しかなく、
兼続は己の首を土産に柴田勝家の本陣へと向かった。

しかし、明智光秀の謀反にあった信長が、本能寺で突然の死去。
春日山城へ攻め上がっていた柴田勢が撤退し、
それによって兼続は生かされた。

さらに全国の織田軍が一斉に退却。
次なる時代の流れに備えていた…。

放送日 2013年11月25日

第３５回

新たな時代の鼓動の巻

桐本琢也、石川英郎、松原大典、
増谷康紀、田中一成、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十年七月。
真田昌幸を先導に五万五千の兵を率いて川中島へと出陣した。

上杉景勝と直江兼続が兵八千を率いて川中島に着陣。
海津城を訪れた…。

放送日 2013年12月2日

第３６回

天に愛されし者の巻

桐本琢也、高塚正也、岸野幸正、
岡本寛志、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十年十月。
羽柴秀吉は織田信長の葬儀を盛大に行い、
信長の後継者たる事を天下に誇示した。
このことに対抗勢力の柴田勝家がいきり立ち、
秀吉と勝家との争いが激化していた。

京・山城の国、山崎城。
この城は大阪城を築城して移転するまで羽柴秀吉の居城だった。

その庭でひとり思案する者。
石田三成である…。

放送日 2013年12月9日

第３７回

母・妙姫の巻

桐本琢也、高塚正也、庄司宇芽香、
大友龍三郎、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

織田信長亡き後、後継者に名乗り出た羽柴秀吉。
それは誰もが驚く中国大返しによる弔い合戦だった。

一方、本能寺の変での黒幕と疑いをかけられた近衛前久。
越後の兼続の前に姿を現し、
秀吉こそ天に愛された天下人だと説くのだった。

兼続は前久から、母・妙姫について聞くのだった…。

放送日 2013年12月16日

第３８回

死人の酒の巻

桐本琢也、岡本寛志、野田圭一、
藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十一年二月。雪の北国街道、
兼続はこの道を琵琶湖へ向って進んでいた。

後にこの街道で、秀吉軍と柴田勝家軍が合いまみえ、
賤ヶ岳の合戦となる。

その戦いが行われる前の琵琶湖・長浜。
諜報活動の拠点として、称名寺という寺に石田三成がいた。

放送日 2013年12月23日

第３９回

新しき時代の風の巻

桐本琢也、石川英郎、渡辺美佐、
岡本寛志、前田綾香、藤沢としや

ナレーション…小松由佳
　

天正十一年二月。
石田三成は琵琶湖の傍、長浜にいた。

やがて秀吉と柴田勝家とで争われる賤ヶ岳の戦い。
そのいくさに備えて諜報活動を展開していたのである。

そこに突然、直江兼続が現れた。
三成と酒酌み交わす為に命をかけた傾奇ぶりに感服した三成は
心開いた。

その経緯をまだ知らない春日山城では…。

放送日 2013年12月30日

第４０回

三成のいくさの巻

桐本琢也、岡本寛志、野田圭一、
阿座上洋平、荒井聡太、新井良平、
藤沢としや

ナレーション…小松由佳

兼続は秀吉という人物を知ろうと、
石田三成の屋敷を訪れた。
そこで見たものは、私利私欲の為でなく、
純粋に新しき国を夢見る武士の姿だった。

三成を通して秀吉像を見た兼続は、
新しき時代の流れを感じていた。

放送日 2014年1月6日

第４１回

緊迫！落水城の巻

桐本琢也、石川英郎、岸野幸正、
堀秀行、沼田祐介、阿座上洋平、
藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十一年、賤ヶ岳の合戦にて柴田勝家を破り、
実質的に天下人となった羽柴秀吉。
その陰には石田三成の天才的な差配があった。

そして二年後の天正十三年八月。
秀吉は、越中の佐々成政を十万の兵で威圧し降伏させた。
上杉景勝は秀吉と約定を結び、
その佐々成政征伐を支援すべく糸魚川まで軍を進めていた。

越中・落水城は海沿いの崖に立つ城。
そこを景勝と兼続が訪れた。

放送日 2014年1月13日

第４２回

落水城の会見！の巻

桐本琢也、石川英郎、岸野幸正、
岡本寛志、佐藤正治、沼田祐介、
藤沢としや

ナレーション…小松由佳
　

落水城で秀吉と会うことになった景勝と兼続。
秀吉はわずか四十名の手勢で訪れたと聞かされる。

落水城・城主、須賀盛能が、
秀吉を襲うなら今が好機と襲撃を勧めるが、
上杉の義を信じた秀吉を裏切れないと景勝は拒否。

だが秀吉はその上杉が掲げる義を利用しようとしていた…。

放送日 2014年1月20日

第４３回

義兄弟の絆！！の巻

桐本琢也、大場真人、岡本寛志、
藤沢としや

ナレーション…小松由佳

落水城で秀吉と会見した景勝と兼続。

そこで秀吉は兼続を家臣にしたいと申し出る。

しかし、死を覚悟して断る兼続。
そして景勝もまた死を畏れず、
秀吉の申し出をはねつけたのだった。

戦国の乱世において義を貫く二人の絆を見て、
心洗われた秀吉。
委細を三成と兼続に任せ、互いの陣に戻る二人の主君。

落水城には兼続と三成だけとなっていた…。

放送日 2014年1月27日

第４４回

上杉の上洛！！の巻

桐本琢也、石川英郎、岡本寛志、掛川裕彦、
福原耕平、阿座上洋平、荒井聡太、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十四年四月二十三日。
秀吉は妹の朝日姫を家康の正室として差し出した。

このなりふり構わぬ秀吉の懐柔策には家康も抗いがたく、
この婚儀により両者の和睦は着々と進行していた。

その一方で越後内の下越地域では、
いまだに新発田重家が上杉への叛乱を企てていた…。

放送日 2014年2月3日

第４５回

茶聖　千利休の巻

桐本琢也、高塚正也、佐藤正治、
荒井聡太、金本涼輔、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十四年六月。上杉景勝と直江兼続は四千の越後兵を率いて上洛した。兼続の進言が上杉上洛へ導いたと知る徳川家康。
上杉が絡む出来事には必ず耳にしてきた直江兼続という名。
兼続攻略なくして打倒上杉はありえないと悟る家康だった。

そして、京に到着した兼続。
石田三成から是非会わせたい人物がいると告げられ、
本国寺の広間に案内された…。

放送日 2014年2月10日

第４６回

新たな価値の巻

桐本琢也、大場真人、塩屋浩三、岡本寛志、
阿座上洋平、荒井聡太、金本涼輔、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

上洛した上杉景勝は秀吉に対して臣下の礼を誓った。

それは、関東管領を盤石なものにしようとする
兼続の目論みでもあり、徳川家康に対する牽制策でもあった。

直江兼続に脅威を抱いた家康は、隠密に策を施していた。

その頃、兼続は秀吉政権において権勢をふるう茶頭・
千宗易の茶席に招かれた…。

放送日 2014年2月17日

第４７回

京でのいくさの巻

桐本琢也、石川英郎、中井和哉、
江川央生、佐藤正治、金本涼輔、
藤沢としや

ナレーション…小松由佳

千利休に会い、新しき時代の片鱗を垣間見た兼続。
同時に己の身を狙う者の存在も知る。

上杉が上洛して数日が経ったある夜、
浜松城では家康の側近・本多正信が
最も信頼を寄せる武将と会っていた…。

放送日 2014年2月24日

第４８回

その名は、真田信繁！の巻

桐本琢也、宮崎寛務、阿座上洋平、
佐藤正治、荒井聡太、藤沢としや

ナレーション…小松由佳
　

京の闘牛場で服部半蔵配下の伊賀忍軍に襲われる兼続。
しかし、それらをことごとく返り討ちにした。

義の道理を貫く兼続を見ていた半蔵は、
いくさ場こそ兼続の死に場所だとして、
その後の暗殺を辞めるのだった。

そんな騒ぎの後だった…。

放送日 2014年3月3日

第４９回

義の為にの巻

桐本琢也、石川英郎、宮崎寛務、
平井啓二、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

真田弁丸。
かつて真田が同盟を結ぶために上杉に預けた人質である。
その弁丸が上杉上洛の間に信繁と名を改め、
秀吉の人質となっていた。

そして、京の町で、兼続の前に現れる。

真田信繁が秀吉の人質となっているという報せは、
京の本国寺を宿館としている景勝の耳にも入った…。

放送日 2014年3月10日

第５０回

宗易の心眼の巻

桐本琢也、岸野幸正、塩屋浩三、
岡本寛志、高塚正也、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

上洛した兼続は、近衛前久の勧めで
千宗易の茶のもてなしを受けたことがあった。
丸腰で臨む茶の席で服部半蔵配下の伊賀忍軍に襲われるも、
鉄扇にて返り討ちにした兼続。

その後の茶席で新しき時代の新しき価値を知り、
先見の明に長けた宗易に震撼したのである。

その宗易のことで、本国寺に滞留する兼続の元を
石田三成が訪れていた…。

放送日 2014年3月17日

第５１回

新発田の義の巻

桐本琢也、佐藤正治、荒井聡太、
矢田耕司、藤沢としや

ナレーション…小松由佳

天正十五年九月。
大阪城に赴き、関白秀吉のお墨付きを得た上杉景勝は、
下越地方で叛乱を繰り返す新発田重家の征伐に出陣した。

その景勝勢には、重家の本拠地の揚北衆も次々となびき、
ここに六年に及ぶ新発田重家との戦いが
終焉を迎えようとしていた。

そんな中、一人の老兵が兼続のもとに訪れた…。

放送日 2014年3月24日

第５２回

最終話　新たな時代への巻

原作：原　哲夫、堀江信彦、武村勇治

脚　色：さわだみきお

音　楽：小野川浩幸

出　演：桐本琢也、福原耕平、荒井聡太、
　　　　滑川洋平、新井良平、藤沢としや

制作監修：ノース・スターズ・ピクチャーズ

音響効果：田久保貴昭

調整：上野竜郎、村内幸一

キャスティング：関根佐知子

演出補佐：伊藤祐樹

制　　作：宮澤日出海

　　　　　　演　　出：近藤　孝

ナレーション；小松由佳

天正十五年九月。
] 上杉景勝は、下越地方で叛乱を繰り返す新発田重家の征伐に
出陣した。

新発田勢が六年もの間、なぜ景勝に抵抗するのか解せない兼続。

しかし、謙信公の軍配を持って現れた新発田の老武者・
岡部孫太夫により、謙信公から学んだ上杉の義の為、
いくさにて決着をつけんとする新発田重家の本意を
知るのだった。

そして、その新発田城では･･･。

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キャイ～ンのおのれっ、この…傾奇者がぁ～！！

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