
![]() |
|
2014年01月03日(金)放送分 「慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授・伊藤裕先生」
今朝は、「腸を鍛えて健やか元気 に!」と題して、慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授・伊藤裕先生にお話を伺いました。腸を鍛えるには運動が大切!運動して血の巡りが良くなると、血管ホルモンがたくさん分泌されて、筋肉のミトコンドリアが元気になり、その結果、腸を鍛え ることにつながるそうです。 歳をとって腸の動きが悪くなると、便秘になりがち。 そうなった場合は、下剤に頼るばかりではなく、食べ物を若者型から、熟年型に変える。 豆類や、精製前の穀類、ゴボウや玉ねぎ、大根、ナッツ類、果物、海藻類など、「食物繊維」を多く含んだ食事を摂りましょう。 食物繊維は、便の量を増やして、便通を良くしてくれます。 また、食物繊維はある程度水に溶けて、ゲル状になり、糖や胆汁などを吸収、血糖値の急上昇を抑え、コレステロール値も下げてくれるそうですよ。 ちなみに 急性の下痢は、感染がほとんどの原因できちっと治療をすれば、元の身体に回復することが多いそうですが、便秘の患者さんの中には、ガンが隠れていることがあるので注意が必要だそうですよ。 |
![]() |
Copyright© 1995-2025, TBS RADIO,Inc. All Rights Reserved. |