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2013年10月11日(金)放送分 「光が丘病院・傷の治療センター科長・夏井睦先生」
「サントリーウエルネスおはよう健康塾」では、傷の手当ての新療法について、練馬区にある、光が丘病院・傷の治療センター科長・夏井睦先生にお話を伺いました。夏井先生の推奨する「湿潤療法」では、「傷は消毒しない、乾かさない」そうです。 消毒をするとすごく痛い理由は、傷口を破壊しているから。 自分の皮膚にわざと傷を作ってから消毒をして毎日、顕微鏡で観察したところ、消毒をすることで、傷口がどんどん深くなっていました。 消毒薬の破壊ターゲットは、細菌の細胞膜と同様、人間の細胞膜でもある「タンパク質」。 消毒薬をかけることで、傷口の細胞も殺しているから、治りが遅くなるそうです。 また、傷口に空気を通さない、乾かさないようにしておくことも大切だそうです。 |
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