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2014年08月21日(木)放送分 「良い“かかりつけ医”の探し方」
今朝のテーマは、「良い“かかりつけ医”の探し方」。寺下医学事務所・代表の寺下謙三先生にお話を伺いました。 今、健康でも、ほとんどの人は、自分や家族の健康に、疑問を持ったり不安を抱えたりしています。疑問や不安を解消するためにも「かかりつけ医」の存在は大切ですよね? 私は「主侍医」というシステムを提唱、実践しています。 「主侍医」という言葉は、普通使われる、病気を治すための「主治医」ではなく、健康な時から「あなたのそばに侍(はべ)る」という意味を込めて造った言葉です。 この「主侍医」のシステムを実践した経験から、「かかりつけの医師」に、多くの方が望んでいることが、どのようなものかが分かりました。 具体的に言うと・・・。 ●今は健康だが、いろいろな相談をしたい。 ●ある症状が出たが、どの専門医にかかってよいかが分からない。 ●専門医がついて治療中だが、このままでよいか不安。 ●治療方針の選択や決定などに関して、自分の立場に立ってアドバイスをして欲しい。 ●気になる病気の基礎的な知識と最新の治療法などを教えてほしい。 ●病気にならないように、また、なっても大きな症状でない場合の、生活上のアドバイスが欲しい。 良い「かかりつけ医」を見付けるヒントとは・・・。 「遠くの名医より近くの良医」 1.近くに住んでいる医師 2.いつでも診てくれる医師 3.何でも相談にのってくれる医師 4.心から信頼でき、相性が合う医師。 5.専門医のネットワークを持っている医師。 →これらの条件をすべてクリアするのは困難なことですが、医師との日ごろの人間関係でかなりの部分が可能になります。 →ちなみに相性の合う医師ということでは、自分の年齢よりちょっと若めの医師を選ぶということが一つの目安になります。これは同世代意識があり、話も通じやすいからです。 ※日本ではまだ相談や情報は無料という意識が強いのですが、この意識を変えて、「かかりつけの医師」を探し、健康相談などをしてもらう契約などをしてみるのも一つの方法です。 医師と良い関係を築くには、良い患者となることが大切ですよね? 1.ほかの医師の悪口を言わない。 2.医師の名前を覚える。 3.治療法を指定しないが、希望ははっきり言う。 4.治ったときなどに医師にメッセージを送る。 5.担当医が忙しいときの連絡は避ける。 とのことでした。 みなさんも、良い「かかりつけ医」を見つけましょう! |
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