2015年11月16日(月)放送分 今朝のゼンショー 今から使える栄養学も、服部栄養専門学校 鈴木あきら先生に解説して頂きました。 どんなものを食事に取り入れておけばよいか ● 「これだけ食べていれば平気」という食材は残念ながら無いんです。 というのも活性酸素にはいくつか種類がありまして、 その全てをひとつの抗酸化成分で対処できるわけではないんです。 やはり色々な食材から様々な栄養素を摂取することが大切だと言えますよね。 以前紹介した鮭やイクラに含まれる「アスタキサンチン」の場合は、 肌のシワやシミ、さらには皮膚癌の原因となる(一重項酸素という種類の)活性酸素を 消去する働きがビタミンEの約500倍。また動脈硬化や老化の原因となる「脂質の酸化」これを防ぐ働きがビタミンEの約1,000倍と非常に強力です。 アスタキサンチンを摂取すると運動時のエネルギー源として糖質より脂肪を優先的に 利用するようになるという研究データがあります。 これは運動時に糖質をエネルギーとして利用した際の副産物である乳酸という疲労物質の生成を抑える、要するに疲れにくくする効果。 加えて内臓脂肪の燃焼効率を上げるということになりますから、 メタボ対策に役立つのではないかと考えられていますね。 |
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