TBS RADIO 954 kHz TOPページへ

生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線


※こちらは「過去ページ」です。
新しい番組ページは「こちら」です。
生島ヒロシのおはよう定食・おはよう一直線

放送後記
今日の運勢
今年の運勢
健康広場
うるおい生活講座
うるおい健康講座〜いきいき老活塾
モーニングコンシェル
グッドモーニングソングス
再春館製薬所  健康一直線
おはよう健康塾
タイムテーブル
トップページ
TBSラジオを聴く
今日の1ページ
ファミリーマート
WOWWOW「MOZU」
おはよう番組Tシャツ
生島ヒロシ「もしもしお父さんです」絶賛発売中
番組オリジナルタブレット
TBSラジオ公式携帯サイト

放送後記

2014年02月27日(木)放送分

2月の「うるおい生活講座・木曜日」は、
『脳卒中の後遺症』について1カ月・4回にわたって特集しました。

最終回の今朝は、「脳卒中後の身体機能障害の一つ、
痙縮=(手足の筋肉のつっぱり)の自宅でできるリハビリ」について
先週に引き続き、横浜市立大学附属病院・リハビリテーション科・准教授の
菊地尚久先生にお話を伺いました。
     
菊地先生によると「痙縮」に悩んでいる方のリハビリは
発症直後から数週間ぐらいの「急性期」、
数週間から数ヶ月ぐらいの「回復期」、
数ヶ月から6ヶ月目以降の「維持期」の3つの時期に分かれ、
回復の段階に応じてすすめられるとのこと。

●まず「急性期」のリハビリテーションは、
拘縮=(身体の関節が固くなること)を防ぎ、筋力を維持するために
リハビリテーションやベッドの上で座る姿勢を保つ訓練などを行う。

●そして「回復期」のリハビリテーションは、
歩行、着替え、食事など、
日常生活に必要な動作や機能を回復させるためのリハビリ、
例えば、手すりを使った歩行訓練や着替えの訓練など、
そうしたリハビリを経て、ご自宅に戻り生活している方は、「維持期」に入り、
リハビリテーションで回復した機能を維持するためのリハビリを続けながら、
日常生活の自立と社会復帰を目指すそうです。
    
また、日常生活そのものが大事な訓練となるので、
家族に頼りすぎず、自分でできる事はなるべく自分の力ですることが大切だそうです。
   
治療に前向きに取り組んで、
あきらめず、継続して自分でできる事をなるべく自分でする、
そんな心がけが大事だというお話でした。