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2009年2月07日放送
質問1 ジンというお酒について教えてください。
答え
答え1 ジンはとうもろこしなどの穀物を原料とする蒸留酒に、ジュニパー・ベリー(杜松の実)などを浸漬し、更に蒸留してつくるスピリッツ。 無色透明で辛口で独特のさわやかな香りと、ピリッとした味わいがあります。 ウオツカ、テキーラ、ラムと並ぶ4大ホワイトスピリッツのひとつです。
17世紀後半にオランダの医学部の教授が開発し、薬品として薬局で売り出したのが始まりだそうです。 今ではイギリス、アメリカで好まれる代表的なスピリッツであり、カクテルのベースとしても広く用いられています。
おなじみのジンフィズ、ジントニック、マティーニやギムレットなど、ジンがベースの定番カクテルです。
答え
質問2 環境に良い、といわれる自動販売機が出ているようですが、どのようなものですか?
答え
答え2 ここ数年、消費電力が少ない「エコベンダー」や、ノンフロン販売機が浸透してきました。 エコベンダーは、外気温との差が少ない夏の午前中に電力を使って冷やしこみ、気温の高い日中は極力電力を使わず、年間の消費電力を削減しています。 日中は内部に配置された断熱材などの働きで低い温度を維持します。 これはピークカット方式といい、現在では缶飲料の自動販売機のほとんどに導入されています。
また、ゾーンヒーティング方式といって、機内全体を冷やすのではなく、販売待機している部分のみを冷やし電力消費を少なくする機能も装備されています。 どれくらいの部分を冷やすか、については内蔵されたマイクロコンピューターが売れ行きを判断して決定しているのです。
最近最も注目されているのが「ヒートポンプ」という方式で、冷却庫室で発生した熱を捨てずに熱交換器により吸収、加温庫室にて有効利用しようという技術です。 これにより、販売機1台あたりの年間消費電力は大幅に削減することができるようになりました。
また、1993年くらいまでは熱を下げるため冷媒としてフロンが用いられていましたが、オゾン層の破壊や地球温暖化の問題に絡み、現在では代替フロンといわれる化学物質や、CO2などの自然冷媒をもちいたノンフロン販売機が開発、利用されています。
答え
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