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2009年1月24日放送
質問1 焼酎の20度と25度の違いは何ですか?
答え
答え1 焼酎は同じ銘柄でもアルコール度数が20度と25度の両方作られている場合が多いです。 これは、地域やユーザーによって好まれるアルコール度数が違うためということがいえます。
では、アルコール度数の違いはどのようにして作り分けているかというと、割り水によって度数を調整しているのが一般的です。蒸留方法にもよりますが、例えば蒸留したての芋焼酎は、アルコール度数が30度以上もあり、これに水を加えることで20度や25度に調整しているわけです。
また、一部の銘柄では20度や25度に限らず、さまざまな度数のものも作られています。度数の違いだけでなく、焼酎には甲類や乙類といった蒸留方法からくる違いや、乙類の中でも米、麦、芋、そばなど原料の違いによって味わいや香りや飲み方を愉しむことができます。
このように、さまざまなバリエーションがあるのが魅力のお酒だといえるでしょう。
答え
質問2 特定保健用食品と栄養機能食品の違いを教えてください。
答え
答え2 「特定保健用食品」とは、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病の予防や治療に役立つように作られた食品で「トクホ」と呼ばれています。
有効性や安全性などを科学的に証明し、国の厳しい審査のもと、厚生労働大臣の認可を受けた食品で、許可マークが付けられます。
医薬品のように「効能・効果」の表現はできませんが、例えば「血糖値が気になる人に」「食後の中性脂肪を抑える」といった「健康への有用性」を表示することができます。
一方、「栄養機能食品」は、特定の栄養成分の補給のために利用してもらうことを目的とした食品のことです。 含まれる栄養成分が定められた値の範囲内であれば、国への許可申請は必要なく、栄養機能食品と表示ができます。
現在は、12種類のビタミンと、カルシウム・マグネシウムなど5種類のミネラルが対象です。
これら「特定保健用食品」や「栄養機能食品」のことを総称して「保健機能食品」と呼んでいます。 国が安全性や有効性を考慮して設定した規格基準等を満たした食品であるということができますね。
答え
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