2008年11月08日放送 梅酒みたいに冬の時期に作れる果実酒があったら教えてください。 果実酒は、季節毎に旬の果物でいろいろな味わいを楽しめます。 冬におすすめなのは、りんごやみかんのほか、きんかん、ゆず、かりんなどですね。 その季節に食べておいしい果物のほとんどを、果実酒にすることができます。 りんご、かりんは、皮付きのままで、適当な大きさに切ります。きんかんは、そのままで。 みかん、ゆずは、皮は剥き、実の10分の1位の量の皮も一緒に漬け込んで、皮は早めに取り出します。 プラスチック製の容器は酸に弱いので、広口の透明なガラス瓶がいいでしょう。 お酒は一般にホワイトリカーを使いますが、ブランデーやウイスキーでも甘い香りとコクがあって、 ホワイトリカーで作ったものとは、また違ったおいしさが味わえます。 コーヒー豆を買ったらＮＯ２と記してありました。コーヒーにも格付けがあるのですか？ ご質問のＮｏ．２というのは、ブラジルのコーヒー豆の格付けです。 ブラジルは、コーヒー豆全生産量の３割を占める、世界一のコーヒー生産国ですので、 格付けも厳しく、複数の格付けを用いています。 中でもNo.２は、最高の格付けである印で、豆の不良品混入率が一番低いことを表しています。 しかしコーヒー豆の格付けは、世界で統一的なものではなく、生産国により独自の基準や格付けを行っています。 エチオピアやインドネシアではブラジルと同じ豆の不良品混入率による格付けがあります。 グアテマラなど中米では標高による格付けがあり、 コロンビア、ケニアでは、豆の大きさによるなど、それぞれの国で格付けがあります。 ただ、格付けが、そのままコーヒーのおいしさを表している訳ではありません。 コーヒーのおいしさは、香り、酸味、苦味、コクなどにより、豆そのものだけではなく焙煎による違いも大きいので、 いろいろな豆を試してみて、お好みの味を見つけるのも楽しいですね。

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