2008年10月25日放送 バラエティに富んだ、いろんな国のビールを教えてください。 日本では黄金色のピルスナータイプのビールをしっかり冷やして飲むのが一般的ですが、 世界には原料や製法によって、アルコール度数も色や味わいも様々な、バラエティに富むビールがたくさんあります。 例えば、イギリスには乳糖（牛乳に含まれる糖分）の入ったコーヒー牛乳のような味のものや、 製造時に板チョコを加えたものもあります。 ベルギーには個性的なビールがたくさんあります。 果物や蜂蜜を原料に加えたり漬け込んだりして、半年以上熟成させ、瓶詰め後さらに４，５年も寝かせる 赤ワインのような香りを持つエールビールや、シャンパンのように瓶の中で二次発酵させて、アルコール度が１１％もあるものもあります。 フランスには栗の粉をブレンドしたもの、ペルーにはとうもろこしを原料にしたものなどがありますし、 またメキシコやチリには唐辛子の入ったビールがあります。 ただ、日本の酒税法では、これら大半のものはビールではなく、発泡酒として扱われることになります。 そば茶を、家で作ることはできますか？ そば茶は、そばの実を焙煎した穀物茶の一種で、独特の香ばしい香りや味わいがあります。 カフェインは含まれていませんので、小さいお子さんや、寝る前のひと時にも安心してお楽しみいただけます。 焙煎したそば茶が市販されていますので、ご家庭では麦茶や玄米茶と同じように熱めのお湯で淹れてください。 最近では緑茶（やウーロン茶）などと同様、ペットボトルなど容器に入ったものが発売されていて人気があります。その原料のそば茶には粗挽きや細粒（さいりゅう）などのバラエティがありますし、韃靼そばの実を焙煎したものも用いられて特徴ある味わいを出しています。 ところで、韃靼そばとは、中国では北部の雲南省やネパールなどで古くから栽培されているそばで、 ルチンという成分を多く含みます。 ルチンはポリフェノールの一種で、血液をさらさらにする効果があると言われて注目されています。

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