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2008年10月18日放送
質問1 カクテルグラスは、お酒の種類によって使い分けているのですか?
答え
答え1 カクテルには、ショートカクテルとロングカクテルの2種類があります。 ショートカクテルには、逆三角形で脚のついた小ぶりの、一般にカクテルグラスと呼ばれるものを使います。 主にお酒とお酒をブレンドして作るため、アルコール度数が高いのが特徴です。 シェーカーなどに氷を入れて混ぜ合わせ、冷たくて一番おいしい状態でグラスに注ぐので、 カクテル本来の味を楽しむには、短時間に飲みきるのがベストです。
一方のロングカクテルは、グラスに氷を入れることで、より長い時間冷たさを保つことができます。 また、炭酸やジュースで割ると、できあがりの量も多くなるため、縦長で円筒形のグラスが使われます。
カクテルには毎年カクテルコンペティションで発表される新作や、その店のオリジナルなど、いろいろな種類があります。使われるグラスも、形や大きさのバリエーションがあります。 バーなどでは、カクテルに合ったどんなグラスを使っているかを見るのも楽しいですね。
答え
質問2 ブラッドオレンジジュースは、どんなオレンジを使っているんですか?
答え
答え2 ブラッドオレンジは、「血の(ように赤い)オレンジ」という名前の通り、真っ赤な果肉をしています。 栽培が盛んな地中海地方の中でも、特にイタリアのシチリア島が中心的な産地で、 ジュース工場も大半がシチリア島にあります。主な品種には、タロッコ、モロ、サングイネッロなどがあります。 その中で、日本に輸入されるジュースは、シチリア島の東部でしか育たないという、タロッコ種が中心で、 コクがある濃いめの味が特長です。
ブラッドオレンジの真っ赤な色のもとになっているのは「アントシアニン」と呼ばれる色素です。 この色素は高い抗酸化作用(体にダメージを与える活性酸素の動きを妨げる働き)ををもち、視力障害や成人病の予防に効果があるといわれています。 また、ブラッドオレンジは、ビタミンCも豊富に含んでいます。アントシアニンとビタミンCを一緒に摂ると、 抗酸化作用は、ビタミンCだけを摂った場合の5倍と言われています。 南イタリアの強い紫外線のもとで育ったブラッドオレンジは、おいしいだけでなく、健康にもいいというわけです。
答え
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