2008年10月11日放送 一度にいろいろなワインを楽しみたいのですが、飲む順番ってありますか？ ワインの種類には、スパークリング、白、赤、ロゼがありますが、料理と合わせる場合も、ワインを中心に 楽しむ場合も、飲む順番は同じとお考えください。 料理もそうですが、味わいの濃いものを最初に食べてしまうと、あっさりした風味を感じにくくなってしまいます。 ですから順番は、スパークリングワイン、白ワイン、赤ワイン、の順に飲んでいただくのがいいですね。 スパークリングワインの炭酸は、口をさっぱりさせ、胃を刺激して食欲が増すので、最初の一杯にはピッタリです。 白ワインは、辛口のさっぱりしたものからコクのあるものに進んでいき、 赤ワインは軽めのものから渋みのある重いタイプに移っていきます。 ロゼを飲むなら、白と赤の中間の味わいを持っているので、白の後がいいでしょう。 締めくくりは、デザート感覚で飲める甘口ワインで、ワインのフルコースの出来上がりです。 逆に、少ない種類のワインで料理を通す場合には、辛口のスパークリングワイン、ロゼワインが、色々な料理に合いやすいのでおすすめです。 どういう水を天然水と呼ぶのですか？ 法律では、「こういった水を天然水と呼びます」といった決まりは、特にありません。 ペットボトルの水は、一般的には、農林水産省によって決められたガイドラインによるナチュラルウォーターや、 ナチュラルミネラルウォーターを、天然水と呼んでいる場合が多いと思われます。 ナチュラルウォーターは地下水を汲み上げた後に、ろ過、沈殿、過熱殺菌など、最低限の処理をした水をいいます。ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターの中で、特にミネラル分が溶け込んでいるものを、そう呼びます。 一般に発売されている天然水という名前の製品は、ナチュラルミネラルウォーターがほとんどですので、天然水は、自然のミネラル分が溶け込んだ、最も自然に近い水といえます。 天然水は、広い意味では、人の手が加えられていない自然の水《汲み上げられたままの水》と考えることも出来ますので、湧き水も地表に湧き出たそのままのものであれば、まさに天然水と言えます。 ただし、湧き水のすべてが飲めるというわけではありません。 名水などの有名な湧き水であれば、案内板などに必ず飲めるかどうか注意書きが書かれています。 飲める場合であっても、家に持ち帰り、一度沸騰させてからお飲みいただくことをおすすめします。

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