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2008年10月04日放送
質問1 粕とり焼酎ってどんな焼酎なんですか?
答え
答え1 通常焼酎は麦、米、芋などの原料を発酵させてもろみを作り、蒸留しますが、清酒を作るときにでる搾り粕、 つまり酒粕を原料とする作り方もあります。これが粕取り焼酎と呼ばれるものです。 清酒を醸造している地域では、焼酎といえば粕取り焼酎のことであった、 という江戸時代の食の文献もあるようです。
籾殻(もみがら)を加えて蒸留するのが粕取り焼酎の伝統的な製法ですが、 味わいも濃く、ごげたような独特のくせが特徴です。
またカストリという言葉のイメージが避けられて、需要が少なくなっていましたが、最近はお酒でも多様な味わいを楽しもうという傾向もあり、また製造するメーカーが増えてきているようです。
籾殻を用いない製法や、搾りかすを単に蒸留するのでなく、酒粕を再度仕込んでもろみを造り、 発酵させる製法ですっきりした味のものなど品揃えもいろいろあります。 ストレートかロックがお勧めですが、お好みでお湯割りもどうぞ。
答え
質問2 コーヒーを淹れると、表面に油が浮いているときがありますが、これはどうしてなんでしょうか?
答え
答え2 コーヒー豆の中には、油分がたくさん含まれています。 コーヒーを淹れた時に、油分の大部分はフィルターやコーヒー粕の方に残りますが、 コーヒー液の方に溶け出した油分が浮き出してくるのです。 これはもともとコーヒー豆の成分である植物性の油分で、うまみやコクの元にもなっています。
コーヒー豆自体の表面に油が浮き出ているものがありますが、豆の良し悪しや古さなどには関係ありません。 高温で焙煎した、フレンチやイタリアンローストなどの深煎りコーヒー豆を利用した場合や、 コーヒーの抽出温度が高かった場合には起こりやすくなります。 コーヒーの鮮度は、焙煎されてからの時間が影響してきます。 なお、挽いたコーヒーを保存する場合は出来るだけ密封して、冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。
答え
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