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2008年9月27日放送
質問1 バースプーンとマドラーとの違いを教えてください。
答え
答え1 バースプーン、マドラーともに、カクテルを作るのに使う道具です。
バースプーンは、ミキシング・グラスという大きめのグラスの中で材料をまぜるために使うスプーンです。 柄が長く、片方がスプーン、もう片方はフォークになっており、柄の中央部分はらせん状にねじれているので、 かき混ぜるのに都合がよくなっています。 フォークの方はチェリーやオリーブを瓶から出したり、果物のスライスを飾るのに用い、 スプーンはレシピで“1tsp”などと書かれている場合は、このスプーンをティースプーンとして量ることができます。
一方マドラーは、ミックス・ドリンクを混ぜたり、カクテルの調整などに使われます。 カクテルの中の砂糖やフルーツをつぶすために、先が球状になっているものが多いです。 気のきいたマドラーを1本飾るだけでカクテル全体の雰囲気も変わります。 コレクターもいるほど種類が豊富ですので、ご家庭では、マイマドラーを決めても楽しいですね。
答え
質問2 バリスタとは、どんな人のことをいうのですか?
答え
答え2 バリスタ(barista)とはイタリア語で、「バール(bar)でサービスをする人(〜ista)」という意味です。 ちなみに、バーテンダー(bartender)とは英語で、「バー(bar)でサービスをする人(tender)」という意味で、 語源は同じでも、バーのバーテンダーがもっぱら酒類を扱うのに対し、バールで働くバリスタはノン・アルコールの飲料、とりわけコーヒーに関する知識と技術をもつ人のことをさします。
ソムリエもそうですが、知識だけがあればいいとか、美味しいコーヒーをいれることができるだけでなく、 お客様がおいしいコーヒーを飲んで、気持ちよく帰るところまでのトータルサービスが行き届いて 初めてプロのバリスタといえるようです。
現在、日本にはバリスタに関する公的な資格はありません。 専門学校や企業が、講習会などを独自に実施し、資格を授与しているところもあります。 イタリアなどの諸外国でも、公的な資格はありませんが、各種団体による認定試験が行われています。 日本でも、エスプレッソ系ドリンクの普及と、バリスタという仕事に関心をもつ人が増えて来たことから、 近い将来、資格試験が実施されることになるかもしれません。
答え
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