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2008年7月19日放送
質問1 ワインは飲むどのくらい前に栓を開けたらいいのでしょうか?
答え
答え1 多くのワインは、飲む直前に開けて、充分おいしく召し上がっていただけます。 ただ、一部のワインでは早めに開けたほうがよいものもあります。 栓を開けて瓶の中に酸素が入ることで、静かに眠っていたワインがだんだん目覚めて、香り立ちや味わいが変わるからです。ワインが開く、というような表現もします。 飲む時に最高の状態になるよう、飲む時間から逆算して早めに栓を開けたり、デカンタージュでワインを酸素に触れさせるのです。
例えばボルドーの格付けのあるワインやブルゴーニュでもグランクリュという最高級に格付けされるワインの赤や白など、年代や状態に応じて1時間から数時間前に栓を抜いたりします。 イタリアのしっかりしたワインの生産者の中には、なんと前日から栓を開けて欲しいと仰る方もいらっしゃいます。このように、どのくらい前に開けるのが最適かは、ワインの年代や種類によっても異なりますので、 ご家庭では、買うときにお店の方に聞いてみるのがよいと思います。
答え
質問2 冷たい緑茶の上手な淹れ方を教えてください。
答え
答え2 これからの季節、冷たい緑茶がうれしいですよね。 お茶の甘み成分のテアニンは、熱湯で淹れると渋味成分に邪魔されるため、 水出しにすることで、渋みも出ず甘みや旨みがよくわかり、鮮やかな緑色のお茶が楽しめます。
水出し緑茶の淹れ方は、少し多めの煎茶を急須やポットに入れてから、 お水を入れてそのまま冷蔵庫に入れて1時間から2時間くらい置くだけです。 急ぐ場合は50℃〜80℃の少量のお湯でさっと湯通しして茶葉に水を浸透させてから 冷水を入れて冷蔵庫に入れれば30分くらいでもOKです。 ただし使うお茶が古いと色も風味も既に変わってしまっている可能性もありますので できるだけフレッシュなお茶を使うことをお勧めします。 簡単にできますので是非試してください。冷たく冷やした水羊羹など和菓子との相性もバッチリです。
答え
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