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2008年7月05日放送
質問1 梅酒や果実酒を作るのに、ホワイトリカー以外のお酒を使ってもいいのでしょうか?
答え
答え1 梅酒をつける時期はそろそろ終わりそうですが、これからの季節は果物が豊富。 夏みかんやブルーベリー、パイナップルでもおいしい果実酒ができますよ。
梅酒用に売られているホワイトリカーだけでなく、焼酎や泡盛でも、独特の風味のあるおいしい果実酒が楽しめます。また、ウイスキーやブランデー、ウオツカやジンでもお試しください。 特にブランデーはそれ自体がぶどうを原料としたお酒ですので、果物と相性がよく、果実のフレッシュさを引き出しておいしい果実酒に仕上がります。
焼酎で果物をつける場合、アルコール度数は35度から40度くらいがおすすめです。 アルコール度が高いほうが果実の成分浸出を早めますし、味が落ちるのを防ぎます。
作り方の基本ですが、お酒1.8Lに対して果物は1kg 氷砂糖を300gから500g これは甘さのお好みと果物のもつ糖分によって適当にしてよいのですが、ある程度の糖分をいれないとお酒が果物に浸透していきません。 蜂蜜を使う場合は全量蜂蜜でなく、砂糖を減らしてその分蜂蜜を入れるほうがよいでしょう。 まろやかな味わいになります。
答え
質問2 家で作るバナナジュースは色が汚くなってしまいます。何かいい方法はありますか?
答え
答え2 バナナは緑茶に匹敵するほどポリフェノールが多く、抗酸化力の強い食品と言われています。 バナナの変色は酵素的褐変と言われ、バナナに含まれるポリフェノールがバナナ自身に含まれる酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)により酸化され変色することが原因です。 この変色を抑えるには、加熱するか、塩を入れて酵素の働きを弱くするか、ビタミンCを加えるなどが 考えられます。 ただし、加熱はジュースという特性からそぐわないですし、変色を防ぐほどの塩を入れるとしょっぱいジュースに なってしまいます。 ですのでビタミンCを加えることが好ましいのですが、ご家庭であればビタミンCの多く含まれるジュース、 たとえばビタミンウオーターなどを入れることが有効です。 バナナジュース100gに対して、小さじ1杯程度のビタミンCの多く入ったジュースを入れれば 10分程度は変色が抑えられます。ただし、炭酸飲料を使う場合には、炭酸の圧力がかかって危険なので、 ミキサーにかけた後に入れるようにしてください。
答え
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