2008年6月07日放送 ビールを凍らせてしまったらどうすればいいですか？ 残念ながらおいしいビールとは言えなくなっていますので、飲むのはあきらめなくてはいけないでしょう。 凍ってしまった中味は成分が変化し、風味が変わってしまいます。これは溶けても元には戻りません。 見た目には普通のビールのようであっても水っぽく、気が抜けたように感じられたり、泡が立たない、 あるいは立ちすぎることがあります。また、白いもやもやとしたものが見られることもあります。 これはビールの原料の麦芽やホップに含まれる成分で通常はビールに溶けているものが、 温度が低くなりすぎ、溶けきれずに出てきたものです。 無論飲んでも害はありませんが、お勧めできる味ではありません。 冷蔵庫でビールを冷やすには、夏なら４〜６℃、冬なら６〜８℃が目安です。 ご家庭の冷蔵庫なら４時間ほどで飲み頃の冷え具合になります。 缶ビールを短時間で冷やしたい時は、大き目のボウルなどに氷と水をいれ、その中につけると案外早く、 20〜30分ほどで結構冷たくなります。 もし凍らせてしまったビールがある場合は、溶けてから庭の植木に肥料代わりに少量撒くか、 お肉の煮込み料理などに使ってみてはどうでしょうか。 蓋付の湯のみを使うときは、どんなお茶が適していますか？ 蓋つきの湯飲み茶碗は、温かいお茶が冷めないように、また、埃などがはいらないようにというお客様への心配りで用いられることが多いですね。 どんなお茶のときに用いると言う決まりはありませんが、一般的に蓋つきの湯飲み茶碗は大きめのもので、 煎茶でおもてなしする時に用いることが多いのではないでしょうか。 低めの温度で味わいの濃いお茶を含むように飲む玉露や、食後などのくつろいだ場に用いられるほうじ茶などは、蓋のない湯飲み茶碗を用いることが多いようです。 蓋付き湯飲み茶碗で、いただく時の基本的なマナーをご紹介しましょう。 いただく時は、蓋のつまみを持ち上げたときに、しずくが茶碗の中に入るようにゆっくりと。 しずくを切るために蓋を振ったりしないようにしましょう。蓋は裏返して茶托の右におきます。 その際、カタカタと揺れないように蓋の端を少し茶托の下に挟むようにするとよいでしょう。 飲み終わったら蓋は元に戻してくださいね。

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