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2008年5月31日放送
質問1 甘さ控えめの梅酒を作りたいのですが、やはり氷砂糖は入れた方がいいのでしょうか?
答え
答え1 梅酒に氷砂糖が使われるのは、梅のエキスを十分に引き出せるよう、浸透圧をうまく利用するためなのです。 まず、氷砂糖が溶けていない最初の段階では、浸透圧の高い梅の内部にアルコールが染み込み、 梅のエキスがアルコールに溶かされます。その後、氷砂糖が溶けるにしたがって、外部の浸透圧が高くなり、 今度は、アルコールに溶かされた梅のエキスが外に出てくるのです。
同じ甘味でも、黒糖や蜂蜜を使うと、また違った味わいが楽しめます。
一般的なレシピは、ホワイトリカー1.8Lに対して、梅の実1kg、砂糖は1kg以内です。 甘さ控えめということですので、500gから200gくらいの間で、好みの味わいを見つけてみてください。 たとえば、氷砂糖200gで作ったら甘味が足りなかった、という場合には、飲むときに、はちみつを入れるなどして調整するといいでしょう。
答え
質問2 マグカップって、何を飲むためのカップなんですか?
答え
答え2 マグカップというのは陶器、または金属製で取っ手のついた円筒形の大型カップのことを言います。 英語では単に「マグ」と言い、円筒形取っ手付きコップ、ジョッキのことを指します。 マグ自体がカップの意味を表していますから、マグカップは重なった表現で、いわゆる和製英語です。
日本でお茶を飲むのと同様に、アメリカでは、コーヒーや紅茶を家庭やオフィスで頻繁に飲む習慣があるので、 ソーサーつきのカップより、手軽でカジュアルなマグカップが主流です。
マグカップは、ホットミルクやホットチョコレートなどのホットドリンク全般に使われる他、一般のコーヒーカップより大きいので、ポタージュなどのスープ類に使われることもあります。 また、気軽なプレゼントとしてもおすすめです。 日本のオフィスでも、使い捨ての紙コップやプラスチックカップではなく、マグカップを持参して利用するケースが 増えているようですが、どんなマグカップかで、その人の個性が見えてくるようで面白いですね。
答え
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