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2008年5月24日放送
質問1 シェーカーでカクテルを作る場合、シェーカーを振る回数ってどのくらいがいいのでしょうか?
答え
答え1 そもそも、カクテルを作るときに、シェーカーでシェークするのは、急速に冷やしながら、混ざりにくい材料同士を 素早く混ぜ合わせ、なおかつ、口当たりをよくするためです。
シェーカーのボディーに氷を8〜9分目ぐらいまで入れ、お酒などの材料を入れます。 ストレーナーという中蓋、トップと呼ばれる外蓋をしっかりかぶせます。 右利きの方ですと、トップを右手の親指で押さえ、左手の中指と薬指でシェーカーの底をしっかり支え、残りの指はボディを包み込むようにします。
通常は、15〜16回シェークしますが、卵や生クリームなど特に混ぜにくい材料を使う時は、この倍の30回ほど シェークしてください。 シェークすることで、お酒の中に空気が混ざり、細かな気泡ができるので、アルコール度の高いお酒も、 口当たりがよく、まろやかな味わいになります。
おおよその分け方として、マティーニ(ジンとベルモット)のように、混ざりやすい材料だけを使うときや、 ドライな味わいを出したいときはステアが、ジュース、牛乳、比重の差の大きいお酒など、比較的混ざりにくい 材料を急速に混ぜたり、味わいをソフトに仕上げるときにシェークが向いています。
答え
質問2 オリゴ糖について教えてください。
答え
答え2 オリゴ糖とは、一般的には腸内環境を整える働きをする糖をさすことが多いようです。 オリゴ糖は、善玉菌のひとつであるビフィズス菌を増やす効果があります。 母乳を飲んでいる赤ちゃんの腸内には、ビフィズス菌がたくさんいるのですが、大人になるにつれて、悪玉菌が 増えていき、ビフィズス菌は1〜2割くらいに減ってしまいます。 このビフィズス菌は、オリゴ糖を食べることで、元気になり増えていきます。 また、オリゴ糖を食べたビフィズス菌が作り出す酸は、悪玉菌を弱らせる働きがあり、さらに腸の働きを活発にするので、便秘解消にも効果があります。
オリゴ糖は、私たちが日常食べている穀類や野菜、果物、ヨーグルトや味噌などの発酵食品にも含まれています。ただ、外食が多いなどの理由で、バランスのよい食事が難しい場合には、オリゴ糖の入った健康食品を利用するのもひとつの手です。
最近の研究で、ビフィズス菌のような善玉菌、あるいはこれを増やすオリゴ糖を摂取することで、 免疫力を高めたり、免疫のバランスを整えたりする効果が期待できることもわかってきていますので、 上手に活用していきたいですね。
答え
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