バックナンバー
2008年5月17日放送
質問1 外国にも二日酔いという表現はあるのですか?
答え
答え1 勿論、外国の方も二日酔いになります。
ドイツ語も、フランス語も、ロシア語も、中国語にもそれぞれ二日酔いという意味の言葉はありますので、 どこの国の方でも、体質的にお酒に強い弱いということはあってもご自分のアルコール処理能力を超えるほど 飲んでしまうと、二日酔いになる、というメカニズムは万国共通です。 ちなみに英語ではhang over、中国語では宿醉、と言います。
その対処方法について、海外の方にお伺いしてみたところ、アメリカでは日本と同じようにスポーツドリンクや水分を沢山摂るとか、ビタミンBをタブレットなどで飲む、とのことでした。
またメキシコはお国柄、辛いスープ(唐辛子のことをチリといいますが、そのチリがいっぱい入ったトマトベースのスープ)を飲むのが二日酔い解消に良いと言われているそうです。 また、ブラジルでは、ハーブティーを飲むことが一般的なのだそうです。
いずれにしても、二日酔いにならないように、お料理やおしゃべりを楽しみながら、 少しずつ、ゆっくり適量を心がけることが大切です!
答え
質問2 カップに付いた茶渋はなかなか落ちませんが、どんな成分なのですか?
答え
答え2 茶渋は、水に含まれるミネラル分のうち、カルシウムなどの金属イオンがお茶に含まれるポリフェノールと結びついて、カップなどに付着したもので、ウーロン茶では特に褐色になるので目立ちます。 これは、やかんやポットでお湯を沸かすと、水に含まれるカルシウムが析出してこびりついてしまうのと同じです。
ミネラル成分の含まれない蒸留水でお茶を淹れれば出ませんが、軟水であれば茶渋程度で、ミネラル分が豊富な硬水の場合は、お茶の表面に膜が張ったようになり、カップにも沢山の茶渋がついてしまいます。 ヨーロッパなどのお水は硬水なので、数回使ったコップでも数週間洗わずに使い続けたような状態になります。 カップに一度ついた茶渋は、塩素入りの磨き砂や、目の細かいスポンジなどでこするしかないのですが、 漂白剤を使用すれば色を落とすことはできます。
答え
バックナンバーはこちら

サントリーお客様センターはこちら

|久米宏 ラジオなんですけど |TBSラジオトップ | TBSメインページ | もくじ・牽引 |

Copyright(C) 1995-2024 TBS RADIO,Inc. All Rights Reserved.