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2008年5月03日放送
質問1 ビールには、どんな原料がどれだけ使われているんですか?
答え
答え1 まず、ビールの原料ですが、水と麦芽とホップで作られています。 この麦芽というのは、発芽した麦を乾燥させたもので、ビールにコクやうまみを与えます。 麦を発芽させることで麦のでんぷんが糖にかわるのでより分解しやすくなります。 ビール作りに使われる麦は、でんぷんが多い二条大麦です。
ホップは香りや爽やかな苦味、泡立ちのために欠かせないものです。 ホップには雌の株と雄の株があるのですが、ビールに使うのは雌の株で、毬花(きゅうか)と呼ばれる緑色の松笠のような形をした花の中にある、ルプリンという黄色い粒がビール独特の苦味や香りを生み出します。
これらの原料が良質な酵母の力で発酵することで、おいしいビールができあがります。
大瓶1本のビール(633ml)をつくるためには、大麦を両手にひと盛(約110〜120g)、 ホップの乾燥した花を10個(約1g)、水は、仕込のほかに、洗浄殺菌や冷却に使うものもあわせて約4.4Lと、大瓶1本のおよそ7倍もの量が必要です。
答え
質問2 コーヒーのドリッパーには穴が1つのものと、3つのものがありますが、どう違うんですか?
答え
答え2 基本的には、メーカーが異なるということなのですが、その違いについては2つの説があります。 1つ穴の方がコーヒーはじっくり落ちますから比較的濃厚な味になり、どちらかというと浅煎り豆に適しています。 3つ穴はコーヒーの落ちる速度が速いのでサッパリ系の味になり、深煎り豆に適している。 という説が一つで、もう一つは、メーカーが異なるだけで大きな差はない。というものです。
おいしく淹れるためのドリッパー選びのポイントは、リブ(ドリッパーの中の縦に走っている筋のようなもの)がきちんとドリッパーの上まであることです。リブが抽出したコーヒーの通り道となるので、上までないとドリッパーとペーパーが密着して濾過がスムーズに行われないからです。 ですので穴の数よりも、このリブの形状のほうが重要ともいえます。 美味しく淹れるためのコツですが、お湯は沸騰したてではなく少し冷めた85℃ぐらいのほうが柔らかい味になるため美味しいといわれます。
答え
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