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2008年3月29日放送
質問1 シャンパングラスには、細長いグラスと平たいグラスがありますが、どういう基準で分けているのでしょうか?
答え
答え1 シャンパングラスには、フルート型とソーサー型(クープ型ともいいます)の2種類があります。 フルート型は、口が狭く、細身で背の高いタイプ、ソーサー型は、口が広く、平たいタイプです。 シャンパンだけでなくスパークリングワイン全般を飲むときにお勧めなのは、フルート型です。 細長いので、香りがほどよく立ち昇り、また、泡持ちも良いので、美味しく飲むことが出来ます。 グラスを耳に近づけると、泡の音まで楽しめるんですよ。 一方、ソーサー型は、結婚式やお祝いの席での乾杯用に使われることが多いですね。 平たいので、すぐに泡が逃げて、気が抜けた状態になり、泡の美しさや香りを楽しむのには不向きなので、 レストランなどのゆっくり味わう場所ではあまり使われません。
泡は、グラスの表面に凹凸があるほうが良く立ちます。 フルート型のシャンパングラスでも、布巾でピカピカに磨いた場合には、泡が立たないことがあります。これは表面がツルツルになって、泡が立ちにくいからです。 なので、泡が立ちやすいように、グラスの底の部分に、あえて、見えないような傷をつけてあるシャンパングラスもあるんですよ。
答え
質問2 ヨーグルトを開けると水っぽい上澄みが溜まっていることがありますが、あれは何ですか?
答え
答え2 ヨーグルトの表面に溜まっている水分は、ホエー(乳清)と呼ばれるものです。 これは、ヨーグルトの成分の一部で、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどの栄養分がたくさん含まれています。 体に害のあるものではありませんので、捨てずに、ヨーグルトに混ぜて、一緒に食べてください。
ヨーグルトは、主として牛乳のたんぱく質であるカゼインが乳酸菌の生成した乳酸により、固まってできたものです。この固まりをカードと言いますが、原料乳の中の水分も含んでいるため、発酵が進んだり、振動や衝撃などで固まりが崩れたりすると、未開封でも水分が分離することがあるのです。 特に、食べ残しのヨーグルトを保存した場合、スプーンなどでヨーグルトをすくった、その面から水分が分離することがあります。
近年、栄養の研究が進むにつれて、ホエー(乳清)には、健康維持に役立つ成分が含まれていることがわかってきており、注目を浴びています。安心して食べてくださいね。
答え
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