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2008年3月08日放送
質問1 ワインをテイスティングする時の作法を教えてください。
答え
答え1 レストランでワインを選びテイスティングするのは原則としてホストが行います。 もちろん同席の方にワインが好きで詳しい方がいればお願いしてもかまいません。 まずワインが運ばれてきたら、注文したワインかどうかをラベルやソムリエの説明で確認しましょう。 ソムリエが栓を開けた際、コルクを渡される場合もありますので、ワイナリーや年代、 コルクに付いたワインの香りなどを確かめましょう。
ワイングラスは手の温度が伝わらないように足の部分を持ちます。 まず色を見ます。透明感、色の濃淡、濁りがないかなどがポイントです。  軽く2、3回転させて立ち上る香りを楽しみます。それから一口ゆっくりと味わいます。 自分が注文したワインであることが納得できれば「お願いします」「おいしいですね」などといってOKの合図をしましょう。テイスティングをして、好みに合わなかったり、予想と違った味わいだったというだけでは交換をしてもらうことはできません。明らかにカビの臭いが強いとか、酸味がきつすぎるなど、品質の異常を感じた場合は、ソムリエに確認してもらいますが、それがそのワインの個性であると説明された場合は、その味わいを楽しんでみましょう。
答え
質問2 缶コーヒーの表示にある微糖の“微”の砂糖の加減を教えてください。
答え
答え2 微糖は、レギュラータイプより砂糖・ミルクが少ない分、コーヒーの味わいがダイレクトに伝わります。 微糖といっても各メーカー共通の基準はありませんので、メーカーによっては、同じ微糖でも甘味が違うと感じるものもあるかもしれません。
コーヒーに限らず、糖分の量が少ない、控えめであるという表記をする場合は「健康増進法」という法律で表記の方法が決められていて、微糖という場合は糖類が100mlあたり2.5g以下となっています。 微糖以外にも、低糖などという言葉を使用する場合も同様です。 この糖類というのは砂糖だけでなく、果糖、蜂蜜やオリゴ糖など、含まれている糖分の合計になりますし、 ミルクに含まれる糖分もありますから、一概に砂糖と比べることは難しいですが、 5g入りのスティックシュガー半分くらいが目安になります。 また、無糖などと表示するときは100ml当たり0.5g以下でなくてはいけません。 測定状況によって微妙に変化する可能性もありますので、全くのゼロgではなく、0.5g以下とされています。 なお、低めの表示が特にない缶コーヒーは、メーカーや味わいによってさまざまですが、糖類はおおよそ10gから 8g程度のものが多いようです。
答え
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