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2008年1月12日放送
質問1 成人式が近いですが、お酒が20歳からと決まったのはいつからなのか教えてください。
答え
答え1 日本では20歳未満の未成年がお酒を飲むことを禁止する法律『未成年者飲酒禁止法』は大正時代、1922年にできました。それが今日に至るまで基本の法律です。 第一条には『満二十年ニ至ラザル者ハ酒類ヲ飲用スルコトヲ得ズ』と 書いてあります。なぜ若い人がアルコールを飲むことを禁じているのか。それは健康への影響です。 見た目の体格が大きくても、脳や内臓の機能は10代ではまだ十分に発達したとは言えないのです。
10代から飲酒を続けていくと脳の発達が妨げられることが判っています。 発育途上の脳細胞は、より強くアルコールの影響を受けやすいからです。 また、短期間でアルコール依存症になる危険が高まります。 肝臓をはじめとする臓器に障害を起こす危険性が高まります。 未発達な臓器は、アルコールに対応する力が十分でなく、短期間で障害を受ける可能性も高まります。
また、平成13年には、酒類を販売、提供する者は、未成年飲酒を防止するために年齢の確認など 必要な措置をしなくてはいけない、と法律の改正がありました。 子供のお使いであっても未成年にお酒を売ることは出来なくなりました。
答え
質問2 玄米茶の香ばしさは、どうやって出しているのですか?
答え
答え2 玄米茶は、緑茶の他に、はと麦や薬草などを加えた混合茶の一種で、 蒸して乾燥させた米を茶と混ぜ合わせたもの。 日本で古くから愛されてきた日本茶を代表するお茶の一つです。
玄米茶らしい香ばしさが引き立つよう、ふっくらと米を焙煎し、適度な旨みとさっぱりした味わいを愉しめる茶葉を厳選して合わせます。香ばしさと、さっぱりとした二つの味わいが楽しめます。 また、お米が入っていることで、茶葉の量が少なくなりますのでカフェインが通常のお茶よりも少なくなりますから、 お子さんや夕食後のお茶としてもお勧めできます。
京都の茶商が正月の鏡開きのときに出るお餅の破片を炒ってお茶に混ぜてみたのが始まりといわれています。
答え
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