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2007年12月01日放送
質問1 コニャックとはどういうお酒なんですか?ブランデーと違うのですか?
答え
答え1 コニャックとは、フランスのコニャック地方で産出されるブランデーのことです。 フランスにはワイン、ブランデーなどのお酒や、チーズなどの原産地を管理する厳しい法律があり、 コニャックというブランデーの呼称もこの一つです。 そのためコニャック地方で、決められたブドウ品種、製法で作られたもの以外、コニャックと名乗ることはできません。同様に、有名なブランデーにアルマニャックとカルバドスがあります。 アルマニャックは、フランスのアルマニャック地方で決められた葡萄、製法で作られたブランデーです。 カルバドスは、ノルマンディ地方で、ブドウではなくリンゴを原料としたアップルブランデーです。 この3つともフランスでは高級ブランデーとして有名です。
コニャックやアルマニャックはワインと同じ様に葡萄が原料ですが、ワインに比べて糖分が少なく酸味が強い 白ブドウ品種が一般的に使われます。 作り方は、まずブドウを発酵させてワインにしてから蒸留し、オーク樽で熟成させて作られます。 ブドウ品種の違いに加えて、こうした蒸留方法や樽の違いが、それぞれの個性を生むことになります。
"こう飲まなければならない"という堅苦しいルールはありませんので、ブドウ原料ならではの、華やかな香りを楽しんでください。 特にソーダとトニックウオーターで割った「ソニック割り」はブランデーの相性がとてもいいのでお勧めです。
答え
質問2 ペットボトルのお茶には“濃いめ”というのがありますが、茶葉を増やして濃いめにしているんでしょうか?
答え
答え2 最近人気が出てきた容器入りの濃いめのお茶ですが、単にお茶の葉をたくさん淹れるだけでは苦味が増しておいしく仕上がりません。 各メーカーでは茶葉の種類や量、淹れ方などにいろいろ工夫をしています。
サントリーの伊右衛門濃い目の場合には、煎茶によく用いられるやぶきた品種に加え、あさつゆや、ゆたかみどり、さやまかおりなど、まろやかな旨みや、力強い苦味渋味、爽やかな香りを特徴とする茶葉が選ばれており、 厳選した品種の茶葉と極細かく粉砕した煎茶の茶葉を組み合わせることで、飲んだときにしっかりと旨みを感じられる濃さと、後に残らないすっきりした後口に仕上げています。 抽出温度も茶葉の特徴を生かすよう、それぞれにあった温度に変えて丁寧に淹れています。 なお、カフェインやカテキンは従来のお茶より多めになりますので、気になる方は飲む時間などで飲み分けるようにするといいかもしれません。
答え
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