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2007年11月24日放送
質問1 スパークリングワインのコルクは抜いてみると瓶の口よりかなり大きいですが、
どうやって大きなコルクを小さな瓶口に詰めているのですか?
答え
答え1 スパークリングワインのコルクは通常のワインのものより一回り大きいものを打ち込んでいるので、 瓶の口よりも口径が大きくなります。 特にシャンパーニュ用のコルク栓は三層に重ね合わせて作られています。 密栓性を確保するため、栓はコルクを細かく砕いたものを強い圧力をかけて成型したもので造られます。 更に気密性をあげるため、この圧搾コルクの下部に天然コルクを2枚貼り合わせてあります。 それをビンの中へ強い力で押し込んでいるのです。 普通のワインと違い、スパークリングワインは炭酸ガスが大きな特徴ですので、 一度栓を開けてしまったら飲みきっていただきたいですね。
スパークリングワインは、華やかなイメージで勢いよくコルク栓を飛ばす光景が見られますが、顔などに当たったりして思わぬ事故に結びつくこともあり、また、炭酸ガスが噴き出し、せっかくの味わいが損なわれてしまいます。 栓は静かにゆっくりと抜く方がスマートなマナーです。 その為には充分に冷やすこと、そして瓶をゆすらないことが大切です。
答え
質問2 ゼリー状ドリンクは、どのように作られているのですか?
答え
答え2 ぷるぷるとした食感が楽しい、またおなかにたまる感じでちょっと小腹がすいたときなどに欲しくなるゼリータイプの飲料がいろいろ並んでいます。このゼリータイプの原料はさまざまです。 ゼラチンそのものを使用しているものもありますが、こんにゃく、寒天、タピオカやコーンスターチなど澱粉類などを、メーカーは独自の味わいを出そうと工夫しています。 原料を溶かしたものを高温で攪拌し、冷却する、などが一般的な製法ですが、原料の特徴や性質、 また食感を生かしてメーカーごとに製法はさまざまなノウハウがあり、特許をとっているものもあります。
常温で保存できるものが多いですが、食感を味わうためには、冷蔵庫でよく冷やした方がいいでしょう。 また冷凍させると解凍したときにぷるぷるした塊がなくなり、水っぽくなってしまうことがありますし、 一方温度が高いところに長く置いておかれると食感が弱くなることがありますので注意が必要です。
答え
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