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2007年11月17日放送
質問1 酒粕は日本酒を作る時しか出ないものなんですか?
答え
答え1 酒粕とは、日本酒のもろみ(お米が発酵したもの)をしぼった後の固形物のことです。 酒粕にはデンプン、タンパク質、繊維、ペプチドやアミノ酸、ビタミン、発酵で働いた酵母などが含まれていて、 栄養面でも豊富ですが、酒のしぼり粕なのでアルコール分も8%位含まれています。 酒粕はスーパーマーケットなどでも板状のものなどが簡単に手に入りますし、 造り酒屋さんなどでは、吟醸酒の酒粕なども販売されていたりします。
これからの季節には嬉しい、酒粕を使った料理をご紹介します。 一番簡単な甘酒は、酒粕をお湯に溶かして砂糖を入れるだけ。生姜を入れてもおいしいです。 粕汁もお勧めで、たっぷりの出し汁で鶏肉、ニンジン、こんにゃく、大根などを煮ておいてからちぎって少量の出し汁で柔らかく溶かしておいた酒粕を加え、味噌や醤油や塩、などお好みの味付けに調整します。 寒い時はとっても体が温まります。 それから簡単な食べ方ですが、板状の酒粕を火であぶってほんのり焦げ目をつけて砂糖を乗せるだけ。 溶けた砂糖がとても優しい味です。ただし、食べ過ぎると酔っ払いますのでご注意くださいね。
答え
質問2 ボトル缶って、いつ頃からあるのですか?
答え
答え2 缶にキャップをつけたものはかなり以前からありましたが、それを飲み物の容器として広く使うになったのは日本が初めてです。サントリーでも7年程前からボトル缶に入った飲料を販売しています。 何度でも栓を開け閉め出来て持ち運べるペットボトルに比べ、缶飲料は一度開けてしまうと栓が無いため、 持ち運びができず、その場で飲み切ってしまわなくてはならないという不便さがありました。 そこでその巻き返しをはかるために出来たのがボトル缶です。 ボトル缶は材質が金属なので、ペットボトルに比べて光を通さないため中味の保護性が高く、すぐに冷える、すぐに温まる、といった利点もあります。
製法は、まずは丸い缶を作ってから、缶の胴体にデザインを印刷して それから口のネジになる部分を作ります。この時、一度に口を細くすると缶が割れてしまうので何度にも分けて、少しずつ、少しずつ、口になる部分を細くしていくのです。 なお、ボトル缶はペットボトル同様、何度も使うようには設計されておらず、中が洗えなくて衛生的な問題もありますので再利用はしないようにしてください。
答え
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