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2007年10月27日放送
質問1 イタリアのお酒「リモンチェッロ」とは、どんなお酒なんですか?
答え
答え1 リモンチェッロとは、レモンの皮を使ってつくられる、甘くてレモン色をしたイタリアのリキュールの一種です。 グラッパと同じように食後酒としても有名です。
もともとは南イタリアのソレント周辺の地域で、日本の梅酒のように各家庭でも作られてきた果実酒で、 それが世界中に広まって、最近では日本でもファンは多いようです。 冷蔵庫や冷凍庫でキンキンに冷やして、小さなグラスでそのままストレートでどうぞ。 口当たりも良くおいしいですが、アルコール度数は30度以上はあるので、飲みすぎないよう注意しながら楽しんでください。 レモンの爽やかな味と香りが、ピッツァのチーズやパスタのオリーブオイルなどの油っぽくなった口の中を さっぱりとさせてくれます。お好みでソーダやスパークリングワインで割っても楽しめます。 また、もともと生クリームの入ったクレーマ・ディ・リモンチェッロもあります。 イタリアではピッツェリアなどで気軽に楽しむことができますが、日本でもイタリアンレストランなどで是非一度、 食後に頼んでみてください。
答え
質問2 生クリームが入っているコーヒーを、ウインナーコーヒーというのはなぜですか?
答え
答え2 ウインナとはオーストリアの首都ウィーンのこと。 少し濃いめのコーヒーに、生クリームやホイップクリームをのせたものがウィーンでは良く飲まれていることにちなんでこう呼ばれているのですが、実は日本独特の呼び方なのです。 オーストリアでウインナーコーヒーと言っても通じません。 「アインシュペンナー」という飲み物が日本のウインナコーヒーのイメージに近いですが、 これは耐熱のグラスででてくることが多いようです。
基本的なアインシュペンナーの淹れ方をご紹介しましょう。普通のコーヒーカップでかまいません。 カップにグラニュー糖を5グラム程度入れます。エスプレッソなど深煎り豆を使ったコーヒーを淹れます。 砂糖を入れていない泡立てたホイップクリームをコーヒーに浮かべます。 どんなにダイエットしていても、お砂糖をちゃんと入れ、高脂肪の純生クリームを使うのがポイント。 混ぜないで飲みましょう。ふんわりクリームとほろ苦いコーヒー、そして最後にコーヒーの甘みを楽しみます。 1つのコーヒーで3回味わってください。
答え
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