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2007年10月20日放送
質問1 コーラの色はなぜ黒なのですか?
答え
答え1 コーラの黒い色はカラメルによるもので、原材料にも表示されています。 黒い飲み物というと一瞬ギョッとするかもしれないのですが、おそらくコーヒーなどでも慣れていたからか、 ペプシの歴史などを調べてみてもその色に抵抗があったという記述はありません。 またコーラは、初めは薬剤師が開発したもの、ということもあり、現在よりも薬剤師の数は少なかった当時、 医学的な知識を持っている人が開発した、ということで、信頼されていたのも一因かもしれません。
ちなみにペプシコーラは、米国ノースカロライナの薬剤師キャレブ・ブラッドハムが胃腸薬の調合からヒントを得てつくった飲み物がルーツといわれています。 主にコーラナッツやバニラビーンズ等を原料にした飲み物として製造、販売されていました。 最近では、キュウリの香料をつけた薄い緑色のコーラが発売されて話題になったりしましたね。
答え
質問2 アフリカ産のワインってありますか?
答え
答え2 アフリカ産のワインといえば南アフリカのワインが有名で、最近人気も上昇しています。 暑い国のイメージがあるアフリカで葡萄なんてできるのかな?と思うかもしれませんが、もともと葡萄は亜熱帯生まれの植物といわれていますので当然出来るんです。 ワイン用葡萄の栽培には、気温や太陽の当たる時間、雨の量や土の性質や種類などが大きく影響し、 美味しいワインができる条件はこれらが合わさるので複雑です。 特に太陽の光は大切で、太陽の光がいっぱいあるところでは糖分が葡萄にたっぷりたまりますので、アルコールが豊かでふくよかな味わいのワインになります。 逆に寒くて太陽の光が少ししかない、ドイツのようなところではきりっとした酸がある爽やかなワインになります。 そんな中で、南アフリカは日照時間も降水量も葡萄栽培には適した気候なのです。 ヨーロッパの高級ワイン品種の葡萄が多く栽培され、質の高い赤ワインや白ワインが作られていますが値段は比較的にリーズナブルです。
ワインというとフランスやイタリアを思い浮かべるかもしれませんが、葡萄栽培に適した条件であれば世界中で 造られており、日本はもとより、カナダ、ニュージランド、スイスなどの他に、中国やタイでもワインが造られています。 ワイン専門店などで扱っていますので、飲み比べしてみるのも楽しいですね。
答え
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