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2007年9月01日放送
質問1 ウイスキーを樽で購入することはできるのですか?
答え
答え1 はい、そんな楽しい買い方が出来る方法もありますので、ウイスキーメーカーに聞いてみてください。 貯蔵庫で試飲をし、気に入った樽を選んで、その樽をまるごと自分のものにするのですね。 長期貯蔵された樽に入ったモルトウイスキーは、どれもが異なる個性をもつ世界でオンリーワンのものばかりです。 ウイスキーは同じ貯蔵庫で同じ年月寝かされたとしても、貯蔵する位置や樽の大きさ、古い樽か新樽かなどによっても熟成の度合い、性格を育むのに大きな影響を与え、一樽一樽の味わいも香りも異なってくるのです。
大きい樽でしたら700ml程度の瓶で約500本分。小さい樽でも約100本分作ることができます。 値段は、貯蔵期間の長さや、樽の大きさ、ウイスキーのタイプが希少なものであるかどうかにもよりますが、 一樽で数千万するものから、50〜60万のものまで様々な種類が揃っています。 詳しい購入方法はメーカーに直接ご相談いただくことになりますが、 お祝い事や記念日を親しい方と分かち合う時などに、オリジナルのラベルを貼って、オンリーワンのプレゼントに ぴったりのものになるでしょう。
答え
質問2 オレンジペコ-という紅茶の葉は、オレンジと関係があるのですか?
答え
答え2 オレンジペコーとは、オレンジのフレーバーティーと思っていらっしゃる方もあるかもしれませんが、果物のオレンジとは直接関係はないのです。ペコーとは茶葉のサイズを表す言葉なのです。 紅茶は同じ産地、同じ樹から採れたお茶でも、製造工程中に様々な大きさとなります。 仕上げの段階でふるいわけられ、その形、大きさによっていくつかの種類に分類されるのですが、これを等級、 またはグレードといい、その中で「葉が長めでよじれている」サイズのことを「オレンジペコー」と呼んでいます。
「オレンジペコー」は高級茶の代名詞として用いられた時代もありました。 昔中国で白い産毛のたくさんついた白茶の一種を「パイハウ」と呼んでおり、それをイギリス人が「ペコー」と聞いたことが名前の由来と伝えられています。 後に、イギリスの旧植民地だった昔のインド・セイロンで紅茶の生産が軌道にのり、中国から移植した種の芽先が、 高温多湿の環境下で十分に酸化発酵して、産毛がオレンジ色をしたリーフが誕生しました。 これが「オレンジペコー」のルーツです。 淹れた時の色はオレンジを思わせるような明るくうすいものが多く、高く立ち上る深い香りが特徴で渋みは穏やかです。じっくり時間をかけていれることがポイントになります。まずはホットのストレートでお楽しみ下さい。
答え
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