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2007年7月28日放送
質問1 ビールのピッチャーって、大きさや量が決まっているのですか?
答え
答え1 ピッチャーの量や大きさには、特に決まりはないのですが、大体1.8リットルくらい入るものが多いようです。 生ビールは、本来、樽からグラスに直接注いだ方が、美味しいのですが、居酒屋やパーティーなどで、 大勢の人が集まる場では便利ですよね。
語源は、英語の「jug」のアメリカ語「pitcher」からきています。「jug」というのは、注ぎ口のついた広口で 弓なりの取っ手がついた水差しのことで、まさに、居酒屋で呼んでいるピッチャーですね。 海外でも使われており、たとえば、英国のパブに一人で入ると、パイント(約570ml)かハーフのグラスに注いで くれますが、5〜6人でテーブルを囲んでいる場合には、この水差しが出されることがあります。大きさは2リットル以上あるようです。 英国のパブで出されるエールタイプのビールは、炭酸ガスの量が少ないので、日本のようにグラスに注ぐ時に 泡だらけにならなくて便利なのかもしれません。
泡だらけにならないコツとしては、グラスを3つか4つ並べておいて、半分ぐらい注ぎ、しばらく待って、残りをゆっくり注ぐとちょうど良いきれいな泡が出来ます。 また、最近は、ピッチャーに泡止めと呼ぶ板がつけられているものも出回っていますので、その場合には、はじめはグラスを斜めにしておき、最後には立てて注いでください。
答え
質問2 「ストレート果汁」ってどういうものですか?
答え
答え2 ストレート果汁とは、果実を搾ったままの果汁のことをいいます。 それに対して、搾った果汁の水分を取り除いて1/5〜1/6程度の重量まで濃縮したものを濃縮果汁と言います。 ストレート果汁100%を、そのまま殺菌して製品にしたものを「○○ジュース(ストレート)」と表示します。 濃縮した果汁を、濃縮する前の状態まで水を加えて戻した(還元)後、殺菌して製品にしたものを 「○○ジュース(濃縮還元)」と表示します。
果実類は通常1年に1回の収穫であり、その収穫期にはストレート果汁が手に入りますが、1度に1年分の 製品を作ることができません。そのため、果汁の貯蔵が必要になることから、果汁を濃縮し、マイナス20度以下で冷凍保存、貯蔵しています。これにより、果汁を効率よく保存することができ、一定の品質を保った製品を 安定的に提供することができるようになっています。 現在では、優れた濃縮技術が取り入れられた為に、ストレート果汁にせまる品質の製品が作られるようになってきたようですが、ご家庭で、生の果実を搾ったストレート果汁のフレッシュさに勝るものはないと思います。
答え
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