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2007年7月14日放送
質問1 チューハイのことをサワーというのは何故ですか?
答え
答え1 「サワー」とは英語で「酸味のある、酸っぱい」という意味の言葉です。 スピリッツをベースに、柑橘類など酸味のある果汁と、砂糖など甘みのある成分を加えて作るカクテルの一種です。 「ウイスキー・サワー」「ブランデー・サワー」などが主なカクテルとして上げられますが、ソーダやシャンパンで満たす レシピもあり、ソーダを加えた飲み物を「サワー」と呼ぶことが多くなっています。
「チューハイ」の語源は、「焼酎の『酎(チュウ)』と、ウイスキーなどのスピリッツをソーダで割った、 ハイボールの『ハイ』を組み合わせたもの、といわれています。 ただ、「チューハイ」に厳密な区分や法律上の規定があるわけではなく、焼酎やウオツカなど無色で香りのないスピリッツをベースに、果汁などを加え、炭酸で割った飲み物のことを指しています。 ということで、レシピ上ほとんど違いはありません。 居酒屋などでも、「レモンハイ」と呼ぶお店と「レモンサワー」と呼ぶお店があるように、ほぼ同じ意味で使われています。
答え
質問2 薬をスポーツドリンクで飲んでも大丈夫でしょうか?
答え
答え2 薬はそれぞれの目的に沿って食前、食中、食後何分後などといった飲み方の指示があります。 ほとんどは、水またはぬるま湯でと指示されています。 薬は体内に入ってからの効果を計って、薬剤成分の構成やコーティング、薬剤の形状が作られています。 違う飲み方をすると効果が無いだけでなく、副作用が出る場合もありますので注意が必要です。 水以外のもので飲むと吸収されるまでの時間が変わってしまうため思ったような効果が得られない場合があります。
スポーツドリンクの中には糖分が結構高いものもありますし、水より吸収が良いように成分のバランスを取っているものなど、水とは違っていろんな成分が配合されているケースが多いのです。 薬は身体への作用の無い液体で摂ることが原則です。
さらに、いわゆる栄養ドリンクの場合は、様々な栄養素が含まれていますから、それ自体が体内へ吸収されるために水を必要とします。 そのため薬と栄養ドリンク成分が水を奪い合い、薬の十分な分解吸収が行われず、効果を発揮できない可能性がありますし、水分が不足して濃度が上昇すると浸透圧が高まり胃腸に負担を掛ける心配もあります。
なお、薬をお茶で飲んではいけない、といわれるのはお茶のタンニンが薬の成分と化学反応を起こしやすく、 薬の作用が過剰になったり、抑えられたりするからなのです。お薬は必ず指示に従って正しく飲みましょう。
答え
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