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2007年6月30日放送
質問1 ワインの瓶は寝かせて保存すると良いと聞きますが、その訳を教えてください。
答え
答え1 それは、コルク栓を乾燥させないためです。 ワインの瓶を立てておくと、コルクが乾燥して収縮してしまい、空気が中に入り込んで、ワインの酸化が進んでしまうことがあります。 また、瓶の内側にコルクがピッタリとくっついてしまって、抜けにくくなったり、コルクスクリューを差し込んだ時に、 コルクがもろくなって、ボロボロに崩れてしまうこともあります。 こういったトラブルを防ぐためにも、ぜひ、寝かせて保存してください。
スクリューキャップの場合は、コルク栓のようなトラブルはありませんから、寝かせる必要はありません。 長く熟成させるワインではなくて、フレッシュなうちに楽しむワインに使われていますから、スクリューキャップでも、気密性があり、コルク栓とほぼ同等の品質を保つことができます。 長く熟成させる特別なワインの場合には、コルク以上の素材はまだ開発されていないので、静かに寝かせて保存してください。
このようなワインは、ワイン専用の冷蔵庫で保存するのが理想的ですね。 保存温度は、10度〜15度くらいがいいとされています。 一般の冷蔵庫との違いは、サーモスタット、つまり温度調節装置の精度にあります。 正確なサーモスタットと、強力で丈夫なモーターの組み合わせで出来ているので、 高価なものが多かったのですが、最近では、小型で比較的手ごろなお値段のものも、出回っています。
答え
質問2 一日2リットルの水を飲むといいと聞いたのですが、足りなかったり、飲みすぎてはダメなんでしょうか?
答え
答え2 なぜ2リットルなのかというと、基本的に一日に体内から排出される水分量と同じ水分量が必要になるからです。ただ、個人差もありますし、運動量によっても違いがありますから、必ずしも2リットルという数字に縛られる必要はありません。 一日に2リットル以上飲んでも問題はありませんが、一度に大量に飲むのはよくないので、こまめに水分補給をしてください。喉が渇いたなと思う前に、意識して飲んでいただくといいですね。 水を飲むと、交感神経活動が活発になり、熱産生があがる、つまり、基礎代謝がよくなる、と言われているようですが、その理由は現在研究中の部分が多いようです。
水分の補給という観点から、やはり、水が基本になりますが、他の飲料でも水分補給をすることはできます。 ただ、カロリーやカフェインなどを気にされている方には、ミネラルウォーターや麦茶がいいでしょう。
答え
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