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2007年5月05日放送
質問1 日本以外でもお米からお酒をつくっている国はあるのですか?
答え
答え1 米を原料としたお酒で皆さんがよくご存知なのものに中国の老酒があります。 米や黍(キビ)などを原料とした黄酒(ホワンチュウ)という醸造酒の中で、特に上質な酒色の濃いものが老酒としておなじみですね。 ネパールにはチャンというどぶろくのような醸造酒があり、米や麦、ヒエなどを原料にしています。 また、タイにはラオ・ロンというタイ米を使った蒸留酒がありますが、これはタイ米を原料している泡盛のルーツと言われています。 アジア以外でも、アフリカのコンゴ民主共和国(旧ザイール)にもマルメカヤというキャッサバと米(陸稲)からつくられるお酒があります。
お酒は穀物や果物のもつ酵母や糖分の働きにより発酵してアルコールが出来るのですが、古代から何千年も人々の生活の中に、身近な作物を発酵することによって自然に取り入れられていったと考えられます。 ワインやビールがメソポタミアで生まれ、日本酒が日本で育ったように、人々の生活する地域の風土・気候で 生まれた作物が自然とその国の人々のお酒の原料になっていったのです。
答え
質問2 ガス入りミネラルウォーターの種類を教えてください。
答え
答え2 炭酸ガスは空気中にも含まれている二酸化炭素のことですが、天然の地下水にも含まれているものが多く、 温泉水などはそのひとつです。 ミネラルウオーターにもガス入りのものがよく見られますが、タイプは様々です。 例えば、ミネラル分を含む天然の地下水や、飲用に適した水にミネラル分を加えたものもありますし、 炭酸ガスが自然に含まれているものや、ミネラルウオーターに後からガスを加えているものもあります。 これは、凍る寸前まで冷たくした水に圧力を加えてガスを溶け込ませています。
水の硬度は原水によって変わってきますので、ヨーロッパのガス入りミネラルウォーターには硬度が高いものが多く見られます。 また、ガス圧も強いもの、微炭酸などさまざまです。味わいもそれぞれ異なりますので表示をよく見て好みのものを選んでください。 ガス入りの水はほどよい刺激と清涼感がありますので疲れたときにはお勧めです。 またお酒の弱い方には食事前のアペリティフ代わりにもよく利用されます。 勿論好みのジュースを加えて、オリジナルな炭酸飲料もお楽しみ下さい。
答え
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