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2007年3月17日放送
質問1 酒屋のウインドーですごく大きなシャンパンの瓶を見たのですが、あれは本物ですか?
答え
答え1 本物の瓶ですが、中身は入っていない場合もあります。 
シャンパンの一般的なサイズは750mlで、ブティーユ(フランス語でボトル)と呼ばれます。 このブティーユ2本分の容量1.5リットルが入る瓶はマグナムと呼ばれ、4本分の3リットル入りはジェロボアムという名前がついています。 F1の優勝者が表彰台でシャンパンシャワーをするのに使っているのがこのジェロボアムですので、ご覧になったことのある方もいらっしゃいますよね。
その他にも、サルマナザールとかバルタザールとか、大きさによって難しい名前がついているのですが、これは王様や修道士などの名前にちなんでつけられているそうです。
一番大きなボトルはナビュコドノゾールという名前で、なんとブティーユ20本分もの大きさで、重さも30キロ位あります。そうなると普通の棚にはとても置けませんし、持ち運びも困難ですから、このような大きなボトルは、販売されるというよりはイベントやお店のディスプレイなどで使われることが殆どです。 なお、どんなに瓶が大きくなっても栓の構造は同じで、コルクと針金が使われています。
逆に、普通のサイズより小さい瓶もありますが、一番小さな187mlはコルクではなくスクリューキャップのものが多く、 フランスなどではこの小さな瓶に直接ストローをさして飲む、という楽しみ方もされています。
答え
質問2 紙コップで出てくる自動販売機の仕組みを教えてください。
答え
答え2 紙コップで出てくる自動販売機は、一般的には屋内や屋根のあるところに設置されます。 設置するには、飲食店と同じように保健所の許可が必要です。 飲み物を作るための水は、水道から直接引いたり、タンクに貯めるなどされ、カルキを抜いてから使われます。
機械内部で飲み物を作る方法は、コーヒーミルを内蔵している機械では1杯ごとに豆を挽いてコーヒーをいれますし、炭酸飲料は炭酸ガスボンベからの炭酸とシロップや粉末を機械内部で混ぜてカップに注ぎます。 その紙コップですが、現在、主流となっているのは9オンスという大きさです。数年前までは7オンスが主流でしたが注がれた飲み物をこぼさずに持ち運ぶことができるよう大きめのカップが増えてきています。 さらに最近は、自然環境に配慮しようという動きから、官公庁などの一部でマイカップ仕様の設置が始まっています。その他、熱い飲み物が苦手な人向けにはぬるめ設定ができたり、省エネに配慮したものなど、様々な工夫がなされたものもあります。
リーズナブルな価格で、挽きたての香り、味わい豊かなコーヒーが楽しめる点はカップ式自動販売機ならではで、 いわば、無人のカフェともいえますね。
答え
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