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2007年3月10日放送
質問1 メキシコ旅行で飲んだマルガリータの味が忘れられません。おいしい作り方を教えてください。
答え
答え1 マルガリータは、テキーラ30mlに対してホワイトキュラソーを15ml、レモンジュースを15ml、これらをシェークして、塩でスノースタイルにしたカクテル・グラスに注ぐのが基本スタイルです。 マルガリータという名前の由来は、有名レストランのバーテンダーが、若き日に狩猟に行った時に事故で亡くなった恋人の名前にちなんで付けたそうです。
テキーラは、メキシコ原産の竜舌蘭の一種であるアガベ・アスール・テキラーナを原料として、その茎を糖化、発酵、蒸溜したメキシコを代表するスピリッツです。
カクテルのベースとしても人気があり、マルガリータのほかにはテキーラ・サンライズ、ストローハットなどが有名です。 その一つ、テキーラサンライズは氷を入れたワイン・グラスに、テキーラ1に対してオレンジジュース2を注ぎ、 軽くステアします。グレナデンシロップをティースプーンで2杯程度静かに注ぎ、グラスの底に沈めます。カットしたオレンジを飾りましょう。
答え
質問2 なぜカフェオレには、カフェオレボウルという器があるのですか?
答え
答え2 カフェオレボウルはカフェオレを飲む大きなカップ。ボウルはおわんという意味です。 もともとはスープを食べるための容器で、パンをスープに浸してすくって食べていたそうです。 フランスの家庭ではミルクたっぷりのカフェオレが普及していきましたが、コーヒーにもパンを浸して食べる習慣があり、そのためにスープ用のおわんをそのままカフェオレに使用したようです。 取っ手がないものが多いのですが、テーブルに置いたまますくって、あるいは両手で抱えて飲んでいたことからでしょう、一人ひとりに専用のボウルを決めている家庭もあるそうですよ。
同じコーヒーでもイタリアのエスプレッソはデミタスと言う小さいカップを使いますね。 「demi」は「半分の」という意味,「tasse」は「カップ」のことですから,「カップ半分」ということになります。 19世紀初頭にコーヒー豆を手に入れるのが困難な時期、イタリアの喫茶店で、量を減らして小さいカップで出したところから来ているそうです。
中国の烏龍茶も小さい茶碗を使います。烏龍茶は小さい急須にお湯をわざと溢れさせるような淹れ方をして 一煎目は捨ててしまう飲み方があります。 茶葉を洗った液で茶器をすすいだりもします。 茶器を熱湯で暖めた上に一煎目ですすいで容器の匂いを封じて一番おいしいところだけを濃い味で味わうという贅沢な飲み方です。
答え
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