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2007年1月27日放送
質問1 空気が乾燥している冬に、効率的な水分の取り方を教えてください。
答え
答え1 冬は、外の空気が乾燥しているだけでなく、室内も暖房で乾燥しています。 鼻や喉の粘膜が渇いていると、風邪をひきやすくなりますから、冬でも上手に水分をとりたいですよね。 風邪の予防には、体を温めることも大事なので、飲むならやはり温かい飲み物でしょう。 また温かい飲み物は、ホカホカの湯気がたっていますから、ゆっくりと鼻から湯気を吸い込むことで鼻や喉の粘膜が潤って、風邪の予防になります。お手軽な加湿器といったところでしょうか。 一気に飲むことができる冷たい飲み物よりは、自然と喉の渇きを潤してくれます。
ちなみに、喉の渇きを潤すというより、スポーツなどで失われた水分を補給する場合には、冷たい飲み物の方が効果的です。その理由は、水分は、胃ではなくて、そのほとんどが腸で吸収されるのですが、冷たい飲み物の方が温かい飲み物よりも、胃から腸に到達する速度が速いためなんです。 また、塩辛いものを食べたり、お酒を飲み過ぎたりして喉が渇いたときは、体内のイオンバランスが崩れているので、そのバランスを正常に戻すための飲み物としてマグネシウムやカリウムの豊富なミネラルウォーターがお勧めです。
答え
質問2 ブランデーの格付けには、全世界共通のv.s.o.pという名称がありますが、 これにはどんな意味があるのですか?
答え
答え2 「V.S.O.P.」は、一般的に「Very Superior Old Pale」の略ですが、品質の格付けを表わしているものです。 Very:非常に、Superior:優良な(あるいはSpecial:特別な)、Old:古い、Pale:透きとおった(あるいは透明な琥珀色)などの意味があります。 フランスの中でも、コニャック、アルマニャックといった有名な製品に用いられたことから、「VSOP」は世界中のブランデー製品に広まり用いられるようになりました。 このほか、ブランデーの商品名には「V・O」「V・S・O」「X・O」などの英文の略号で等級を示したり、 「ナポレオン」「エクストラ」などと表示するものも世界中に広まりましたが、いずれも国際的に統一された基準が無いのが実情です。
同じ「VSOP」や「XO」でも、国や産地によって、あるいはブランデーのカテゴリーによって品質的に大きな差異があることがあります。コニャックやアルマニャックのように、AOCと呼ばれる原産地呼称統制法という法律が適用される製品の場合は、原料ぶどうの品種、収穫、発酵、蒸溜の時期や、最低樽内熟成年数ごとに表示できる呼び名など、厳しい基準があります。
答え
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