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2006年12月23日放送
質問1 ココア(cocoa)とカカオ(cacao)は文字にするとよく似ていますが、何か関係があるのでしょうか?
答え
答え1 ココアとカカオの語源については諸説あるようですが、日本では一般的に、原料のカカオ豆の加工段階で、 豆の形がなくなったらココアという言い方になると言われているそうです。 日本でおなじみのココアも、アメリカやヨーロッパではココとか、チョコレートドリンクなどと呼ばれています。
ところでカカオは、中央アメリカから南アメリカの熱帯地域を原産とする常緑樹で、ココアノキとも呼ばれます。 カカオ豆とは、カカオの樹になる、ラグビーボールのような形の果実の中にある種子のことで、 このカカオ豆がココアやチョコレートの原料になります。
寒い冬に温かいココアは嬉しいものですが、ひと手間かけるとぐっと味がよくなります。 純ココアを使う場合でも、ミルクや砂糖の入った調整ココアを使う場合でも同じで、まずは、ココアに少量のお湯を加えてよく練ってペースト状にしてから、適量のお湯や牛乳を入れることです。 ココアは意外と顆粒が大きく油分も含まれるため溶け難く、よく練ることでしっかり溶けるため味やコクが驚くほど違ってくるのです。あとは生クリームを加えてもよし、マシュマロを乗せればちょっと溶けてトロトロした感触が楽しいですよ。
答え
質問2 シャンパンを開けるとき、注意していても必ず吹きこぼしてしまします。
上手なコルクの開け方ってあるのでしょうか?
答え
答え2 シャンパンを上手に開けるには、瓶をゆすらないこと、充分に冷やすこと、この二つが基本です。
まず、栓を覆っているシールをはがし、片手で瓶の首を握り、親指で栓をしっかり押さえながら針金をゆるめます。 吹きこぼれや、栓が飛んだときの危険防止のために栓の上にナプキンをかぶせます。 瓶を立てたまま、ナプキンの上から栓の部分をしっかり握り、もう片方の手で、瓶の下のほうを握って、ゆっくり瓶を回します。この時、栓を回さないことがポイントです。 栓がガス圧で自然に持ち上がってきますので、栓を押さえつけるようにしつつゆっくり静かに抜いていき、 最後に栓を少し傾けるようにして、隙間からガスを逃がしてから抜きます。
お祝いの席などで、勢いよくコルク栓を飛ばす光景が見られますが、目に当たるなどの危険もありますし、 レストランなどでは、音を立てずに静かに抜くのが一般的な抜き方です。 シャンパンは乾杯だけではもったいないお酒です。瓶の中で二次発酵させているので、泡もきめ細かくてもちがいいし、どんなお料理とも相性はぴったりです。また、バニラアイスにイチゴなどのフルーツを添えて、上からかけても楽しめます。シャンパンを用意して、ちょっとおしゃれで、楽しいクリスマスをお過ごし下さいね。
答え
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