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2006年12月09日放送
質問1 焼酎でカクテルを作りたいのですが、どんな焼酎を選べばいいのでしょうか?
答え
答え1 まず焼酎は、芋、麦、黒糖など原料や蔵元の個性を生かした乙類焼酎(本格焼酎)と、 麦やコーンなどを原料とし、高温で連続的に蒸留を行う連続式蒸溜機により製造される甲類焼酎があります。 カクテルにして楽しむためにはクセがない甲類焼酎を選ぶ方がいいでしょうね。
飲食店のメニューでおなじみなのはソーダ、烏龍茶、レモンソーダ、グレープフルーツなどで割る飲み方ですが、 飲料としてご自分の好きな飲み物で割ってみましょう。 たとえば牛乳でも、コーヒーでも、トマトジュースでもよく合います。 ジンやウオツカのような同じ無色のスピリッツをベースにしているカクテルは、焼酎でも試してみる価値があります。 一例を挙げると、グレープフルーツジュースで割って塩でグラスのふちを飾ると、ソルティドッグ風になります。 マティーニもジンの代わりに焼酎で作ってみましょう。飾りにはオリーブではなく、小梅を使うと色もきれいですね。 シェーカーを使うカクテルのチチや雪国も焼酎ベースで楽しんでみてください。
答え
質問2 砂糖には、角砂糖、黒砂糖、シロップなどさまざまありますが、どのように使い分ければいいのでしょうか?
答え
答え2 砂糖には様々な種類がありますが、「この料理にはこの砂糖でなければならない」というきまりはありません。 甘みのタイプや舌ざわり、溶け方や色合いから向き、不向きというものはあるでしょう。 様々な砂糖の中で純度が高いのはグラニュー糖ですが、純度が高い砂糖は味の特徴がありませんので、 使う素材の香りや風味を損ねることなく、甘味だけをつけるのに便利です。
コーヒーや紅茶に添えられているスティックシュガーや角砂糖、粉砂糖に、グラニュー糖が用いられているのはこのためですね。氷砂糖も純度の高いお砂糖ですが、糖分の結晶が大きいので、ゆっくり溶けますから、エキスをじっくり引き出す必要がある果実酒に使われているのです。
一方、三温糖や黒砂糖のような色のついた砂糖は、主に精製度の違いによって出来ますが、その色や風味、香りを生かした料理に使われています。 佃煮や煮物、お菓子でいえばかりんとうやラム酒を使ったフルーツケーキなどですね。
一般的にどこの家庭でも日常的に利用している上白糖はこの中間でどんな用途にも向いています。 また、シロップは砂糖を水で溶かしたもので、材料にすぐなじみます。 カクテルを作るときやアイスコーヒーなど冷たいものに甘みを加えるときに便利です。 また、水分を含んでいますから入れたときに温度が下がるので、ホットには固形の砂糖の方が向いているのです。
答え
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