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2006年11月25日放送
質問1 とっても臭いの強いウイスキーがあるそうですが、どんなウイスキーなのか詳しく教えてください。
答え
答え1 ご質問のウイスキーは、スコットランドの西南に浮かぶ淡路島位の小さな島、アイラ島でつくられるボウモアや ラフロイグなどのシングルモルトウイスキーのことだと思います。
このウイスキーは、潮風の香りとも言われる、薬臭いような、強いヨード臭が特徴です。 この臭いは、麦芽を乾燥させるときに焚き染める、ピートによるものです。 ピートとは、スコットランドの夏に、ピンク色の花の咲くヒースなどの植物が分解したもので、アイラ島の湿地に 堆積したものを掘りだして使います。 特に、この島のピート層には大西洋の荒波と風によって吹き上げられた塩水や海草が含まれていると言われており、それが潮やヨードの臭いをもたらすと思われています。 そのピートをしっかりと焚き染めた麦芽はスモーキーな香りが強く、これによって非常に強烈な個性のアイラ島の ウイスキーができるのです。一度飲んだら好きになるか嫌いになるかのいずれかに分かれる、といわれるほどですが、日本でも、普通に手に入りますので、ストレートやオンザロックで体験してみてください。 また、アイラ島では白くてクリーミーな生牡蠣に、このボウモアをかけて食べる、という楽しみ方もされています。 これから牡蠣の美味しい季節に、是非、一度試してみてはいかがでしょうか。
答え
質問2 清涼飲料のカロリーオフとは、カロリーがどのくらいオフになったものをいうのですか?
答え
答え2 カロリーオフという表示は、厚生労働省が定めた健康増進法の栄養表示基準によってそのルールが決められています。 飲み物の場合、100mlあたり20キロカロリー以下であれば、この表示をすることができます。 或いは、その飲み物のカロリーが、同じような飲み物と比べて、100mlあたり20キロカロリー以上少なければ、この表示をすることができます。その場合、何と比べてどのくらい少ないのか、を記載することになっています。
いずれにしても、カロリーオフはカロリーが控えめ、ということで、カロリーゼロというわけではありません。また、「カロリーゼロ」という表示は、その飲み物が100mlあたり5キロカロリー未満であれば表示をすることができます。
カロリーは糖分以外にも、たんぱく質なら4キロカロリーとか、脂質なら9キロカロリーといった具合に、人間の体の中でエネルギーになる成分について、1グラム当たりの数値が決められています。 飲み物のカロリーを計算する時には、含まれる成分の含有量を測定して、それぞれの成分ごとに決められた数値を掛け算し、合計した数値がカロリーになります。
答え
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