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2006年10月28日放送
質問1 カプチーノやカフェラテ、カフェオレ、コーヒーショップのメニューにあるコーヒーの種類が多くて迷ってしまいます。
それぞれの違いを教えてください。
答え
答え1 カフェオレ、カフェラテ、カプチーノにカフェマキアート、などミルクの入ったコーヒーの飲みのも、いろいろありますね。 まずカフェオレ(カフェ・オ・レ)はフランス語、カフェラテ(カフェ・ラッテ)はイタリア語でどちらも「コーヒー牛乳」という 意味ですが、使うコーヒーが違います。 カフェオレは普通のドリップコーヒーに温めたミルクを入れますが、カフェラテはエスプレッソコーヒーを使っています。 また、同じエスプレッソコーヒーにミルク入れたものでもカフェラテと、カプチーノやカフェマキアートではミルクが違うのです。 カプチーノの場合には温めたミルクを入れた後にフォームドミルクといって、空気を吹き込んで細かく クリーミーに泡立てたミルクを加えます。 カフェマキアートはエスプレッソとフォームドミルクだけで仕上げます。
ちなみにマキアートとは、イタリア語で「染み」という意味で、コーヒーに加えたミルクの跡が染みの様に見える事からなんだそうです。さらにカフェモカになると、エスプレッソにチョコレートシロップを加えて、たっぷりの温かいミルクを入れ、ホイップクリームを乗せた甘いチョコレートドリンクになります。午後の一服はお好みのものをどうぞ。
答え
質問2 どぶろくってどんなお酒なのですか?日本酒とは違うのでしょうか?
答え
答え2 どぶろくは漢字では”濁酒だくしゅ”と表され、まさに濁ったお粥状のお酒です。 炊いたり蒸した米に麹と水を加えて醗酵させたもので、同じ米から作られる清酒にも白く濁った“濁り酒”と呼ばれるものがありますが、製法が微妙に異なります。 酒税法では、清酒も濁酒も醗酵させるところまでは同じですが、醗酵させた醪を漉す(ろ過する:液部分と酒粕部分に分離する)と清酒に、漉さないと”どぶろく”になると定義されています。 このため法律上清酒ではなく、その他の醸造酒に分類されています。 非常に簡単な道具で作る事が出来るので、昔から密造酒の代名詞のように言われていました。 もちろんお酒なので、税務署の許可無く作ると酒税法違反になります。
なお、H14年から構造改革特別区域が設けられ、この中にいくつかの制限の下、どぶろくの製造をしてもよいどぶろく特区が63ヶ所の地域で認定されており、比較的身近な場所で、どぶろくが楽しめるようになりつつあります。
原料の米や麹に含まれる糖が残り、ほんのり甘い風味がありますが、アルコール度は清酒と同程度の14〜17度くらいあります。おすすめの飲み方は、まず冷やかオンザロックがいいでしょう。
答え
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