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2006年9月05日放送
質問1 ワインが好きなのですが、ソムリエってどういう仕事をするのですか。私でもなれますか?
答え
答え1 ソムリエはレストランでワインや酒のエキスパートとして、サービスやアドバイスを行ってくれますね。ソムリエがワインリストを持ってくるので、希望の銘柄を述べるか、銘柄がわからなくても、その日食べたい料理や予算、赤、白、ロゼなどの色の選択や、好みの甘さ加減等を伝えれば適当なワインを選んでくれます。ワインそのものの知識は当然のことですが、料理にも精通し料理とワインの組み合わせについても十分な知識に精通していなくてはいけません。また、お客様がくる前の準備、接客サービスの流れなども知っておく必要があります。このほか飲料の仕入れ、貯蔵管理、販売などに関する業務も担当している専門家が多いようです。
日本では、社団法人日本ソムリエ協会が呼称資格認定試験を実施していますが、受験資格は20歳以上で 5年以上飲料サービスの仕事に従事しているか、など一定の実務経験が必要になってきますので一般の方が認定を受けるのはちょっと難しいでしょう。ちなみに、この資格がないからといってソムリエの仕事をやってはいけないということではありません。
ワインを一層楽しむためにということであれば、一般のワイン愛好家向けに制定されたワインエキスパートという資格があります。チャレンジしてみてください 。
答え
質問2 飲み物を持ち歩くにはペットボトルが便利ですが、そもそもペットボトルが作られたのはいつ頃からなのか教えてください。
答え
答え2 PETボトルの歴史は比較的新しく、1967年頃米国の会社がPETボトルの基礎技術を確立したといわれています。飲料容器として使い始めたのは、1974年、米国のメーカーが最初です。日本では、1977年にしょうゆメーカーが使用したのが始まりです。その後、1982年には食品衛生法が改正され、国内でも清涼飲料の容器としてPETボトルを使用してよいことになりました。
ペットとは、PETと書きますが、ポリエチレンテレフタレートというプラスチックの一種です。ガラスびんと比較しても、軽くて強度があり、万一割れたとしても安全だという利点があります。また、飲みかけで再度栓ができること、缶と比べてみても、中味が見えますので安全管理がしやすいという特長もあり、ペットボトルは日常生活には欠かせない容器になりました。強度やコスト面などからみてもバランスのよいPET容器は人気で、炭酸飲料の耐圧性ボトルや茶飲料向けの耐熱ボトルも次々に開発され、使用量が飛躍的に伸びています。缶やガラス瓶に比べ、リサイクルに課題を抱えてきましたが、現在は再生利用の技術が進んできています。
答え
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