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2006年4月29日放送
質問1 海外の珍しいビールを教えて下さい。
答え
答え1 日本のビールはほとんどがピルスナータイプという淡い色合いのビールですが、世界には原料や製法によって、味わいも様々です。例えば、イギリスのフルーティなエール、濃厚で苦味が強いスタウト、ドイツのケルンだけで作られるケルシュ、赤褐色のアルト、大麦と小麦の麦芽を使うヴァイツェン、自然酵母で作られるベルギーのランビックなどがあります。また、ビールを使ったカクテルもとても多く、スペインでは昼下がりに飲む時や、お酒に弱い人にビールを炭酸飲料で割った、非常に軽い味わいのビアカクテルがよく飲まれます。メキシコでは、ビールにレモン果汁と氷を入れたミチェラーダというカクテルや、それにサルサを入れたクバーナというカクテルもよく飲まれます。ドイツのベルリンにはベルリナーヴァイスという、乳酸菌で発酵させたとても酸っぱいビールがあります。これにカシスやハーブなどのシロップを入れてカクテル風にして、よく飲まれています。そして、それぞれの持ち味を存分に味わえるよう、ヨーロッパでは、ビールの種類ごとにグラスが決められています。香りを楽しむビールであれば、口が広がった形のグラスですし、泡立ちを助ける形のグラスもあります。こだわりの強いバーやビアカフェなどでは、注文しても、グラスが出払っているから、という理由で待たされることもあるそうですよ。
値段でいえば、ビールにかかる税金の高さは、日本が世界でも突出しており、アメリカの10倍、ドイツの20倍です。税金の高さはそのままビールの値段にも響きますので、日本人はちょっと損していることになりますね。ビールは、やはり現地で飲むのが一番! この連休、海外に行かれる方は、是非各地のビールを楽しんでみてはいかがでしょうか。
答え
質問2 マーマレードを使ったおいしい飲み物があれば教えて下さい。
答え
答え2 ご存知のように、マーマーレードはジャム類の一つで、柑橘類の果物を皮も一緒に煮詰めて作ります。マーマレードを飲み物に使う場合、紅茶に入れるのが最も一般的だと思いますが、コーヒーに入れてもけっこういけますよ。普通のコーヒーにお好みの量のオレンジマーマレードを入れると、それだけでもオレンジの皮の風味がアクセントになりますし、そこに少し泡立てた生クリームも入れると、コクが出て一層おいしくなります。また、コップ1杯くらいのお湯に大さじ1杯位のマーマレードを溶かして、リンゴ酢をスプーン1杯位加えると手軽な健康ドリンクになります。もっと簡単なところでは、ソーダにお好きな甘さになる量のマーマレードを溶かすとマーマレードソーダになります。ただ、ちょっと溶けにくいのでスプーンでかき混ぜながら、果物の皮も食べながら、という感じになります。さらに、マーマレードはお料理にもよく使われます。スペアリブにはよく使われますが、さつまいもを煮る時にお砂糖の代わりに使うとさわやかな味になるのでおすすめです。
答え
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