2006年3月18日放送 カクテルシェーカーを購入しました。初心者でもおいしく簡単にできるカクテルを教えて下さい。 一般的にカクテルには甘さが強めのジュースの方が味のバランスがとりやすく、炭酸の入ったもの以外なら、何でもシェイクできます。 さっぱりカクテルでおなじみの「ギムレット」は、ジンとライムジュースを3：1の割合でシェイクすればできあがり。また、強いお酒もシェイクすることでカドがとれて飲みやすくなりますので、普通はウオッカとトマトジュースをかき混ぜるだけの「ブラッディメアリー」もシェイクすると、いつもとは違った味わいが楽しめます。さらに、りんごジュースとグレープフルーツジュースとか、トマトジュースとグレープフルーツジュースといったソフトドリンク同士とか、普通では混ざりにくい材料もＯＫで、レモン果汁と卵とハチミツとお水少々に氷を入れてシェークすると手軽なヘルシードリンクも楽しめます。 簡単にシェーカーの使い方を説明すると、シェーカーの八分目位まで氷を入れてから、お酒やその他の材料を入れて、ストレーナーと呼ばれる中蓋をしてから、トップと呼ばれるフタを閉めます。持ち方は、トップを右手の親指で押さえ、左手の中指と薬指でシェーカーの底をしっかり支え、残りの指はボディを包み込むようにします。この時、手のひらでシェーカーを握ってしまうと手の熱で氷が溶けやすくなるので注意してください。肝心の振り方ですが、トップが体の方を向くようにシェーカーを手前に倒して持ち、左肩の前あたりで15回程度前後にシャカシャカとシェイクするとカッコよくきまります。 缶飲料を飲んだ後、ゴミ箱に捨てる時はそのまま捨てた方がいいんですか？それとも潰してから捨てた方がいいのですか？リサイクルの面から教えてください。 アルミ缶はつぶしてから捨ててください。アルミ缶リサイクル協会では、リサイクルに出す場合には、軽く洗ってつぶして出して欲しい、とお願いしています。 軽く水で洗う、というのは、中味が残っているとリサイクル工場に届く間に、虫やカビ、悪臭が発生する恐れがあるからです。特に温度が高くなる夏場のリサイクル工場では、強烈な臭いとの戦いだけでなく、集めてきた缶は、まず殺虫剤で処理してから作業に入るほどだそうです。また、つぶすというのは、アルミ缶を集めてリサイクル工場に送る時に、つぶれていた方が一度に沢山積むことができるので、トラックが走る回数を減らすことができるため、排気ガスなどの環境への負荷が小さくできます。 集められた缶は、段ボール箱を2つつなげた位の大きさのブロックの形にプレスして運ぶのですが、つぶされていたほうが、この効率がよくなるのです。まれに、つぶさないで、ということがあるようですが、これは少しでも中味が残ったままつぶされると、かえって中味を出すことができない、ということも一因のようです。ただし、スチール缶は固いのでつぶさず、すすぐだけで大丈夫です。なお、屋外では缶を洗うことは難しいので、中味を全部飲んで空にしてから、アルミ缶ならつぶして、リサイクルボックス等にいれてください。さらに、空き缶にタバコやゴミなどを入れることも絶対にやめてくださいね。 今、日本のアルミ缶、スチール缶の回収率は、ともに80％を大きく超えており、これは世界でも最高水準のリサイクル率です。

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