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2006年3月11日放送
質問1 バーなどでウイスキーをストレートで飲むと、チェイサーが出てきますが、これはウイスキーを飲む前と飲んだ後、どちらに飲むのが良いのでしょうか?
答え
答え1 チェイサーとはチェイスする、つまり追いかけるという意味ですから、強い酒をストレートで飲んだあとに追いかけて飲むということになります。ストレートは、ウイスキーの深い味わいを楽しむための、まず第一ステップの飲み方といえると思います。
ウイスキーの味が口の中で広がり、しだいにしみこんでいく感触、それからのどを通ったときのほんのりとした熱さを感じたときが、チェイサーを飲むタイミングです。ウイスキーとチェイサーを交互に飲むことで口の中がリフレッシュされます。一口ごと、ウイスキーのおいしさを味わってください。
チェイサーはミネラル・ウオーターを用いられることが多いと思いますが、ミネラル・ウォーターにもペリエなど炭酸を含んでいるものがありますしそれにレモンやライムを絞って飲むと柑橘系のさわやかな酸味が口の中をウオッシュアウト(すっきり感)してくれます。ライムやレモンのフレーバーを加えた炭酸水もありますね。最近はいろいろな種類があります。ソーダ、ジンジャエール、さらにはビールなどを好む人もいます。牛乳、ホットウーロン茶などでもOKですよ。ウイスキーのタイプに合わせ、色々と試してみてください。
答え
質問2 世界中にはどんなお酢があるのですか?
また酢とブレンドすると合うものを教えてください。
答え
答え2 お酢は穀物や果実を原料として作られたアルコールをさらに発酵させて作られます。世界にはいろいろなお酢がありますが、アメリカのとうもろこしを主原料としたホワイトビネガー、イギリスの麦から作られるモルトビネガー、フランスのワインビネガー、イタリアではバルサミコ、日本は米酢など、その土地の風土や気候にあった農作物を原料とするお酢が、それぞれの国で伝統的なものとして日常用いられているのですね。また、このほかにも原料別に、作り方もいろいろで数百ものの種類があるそうです。
それぞれに味や香りも異なり、コクのある酸味の玄米から作られる黒酢、フルーティーな酸味のリンゴ酢、変わったものでは、はちみつ、砂糖きび、野菜類を原料としたもの、紫いもから作るお酢もあるそうです。
飲み方ですが、蜂蜜などの甘みをいれて、お湯やソーダで割って飲む方が多いと思いますが、りんご酢をアップルジュースで割るなど原料の果物のジュースで割るとフレッシュなおいしさです。甘みも、黒酢やりんご酢には黒糖がよくあいます。しょうが汁、はちみつを加えお湯を入れてよく混ぜたものなど体が温まってよさそうです。トマトジュースで割ってこしょうやタバスコを入れるとカクテルのようで楽しいですね。
なお、お酢は酸性が強いのでそのまま飲むと、胃などの粘膜を荒らしてしまいます。 5倍以上に薄め、なるべく空腹時を避けて、飲むようにしましょう。
答え
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